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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
この仕事に関わっていると、というのは“女性を若く美しく保つ医学”だが、楽しみの一つに「美のカリスマ」と言われる方々とお近づきになれることである。
彼女らは皆揃って知的で美しい。そしてそれぞれが深い人生哲学をお持ちだ。 かつての女性運動の闘士ベティ・フリーダンが述懐したような“仕事をする女性のディレンマは、男勝りの働きをしながら女性性を保つことだ”という悩みは、この分野のカリスマたちにとっては無縁と思えるほど、皆さん自然体で生き生きと活躍されている。 始めにお会いしたのは「美の伝道師」斎藤薫女史、その間に何人もの方があって、ごく最近では「造顔マッサージ」の田中宥久子女史、そして今日は「ファッション界のカリスマ」大内順子女史にお初でお目にかかった。 ゼクスの高級老人ホーム、チャーミング・スクエア白金でのお話を伺うチャンスに恵まれたのである。 何故ファンション界と関わるようになったか、最近のファッションの動向などのお話も面白かったが、御自身、背の君とともにチャーミング・スクエアの一つにご入居されており、その御経験談が“明日はわが身”にとっては大変参考になった。 特に印象に残ったのは“こういうところに入るのは、よぼよぼになってからではもったいない。若いうちに入るものですよ。そうすれば、新しい環境にも無理なく順応し、また、適当な距離感を置きながら新しい交友関係を気づくこともできる。”と言うお言葉だった。 確かに。 僕もチャーミング・スクエアで入居者の方々にお話をさせていただくたびに、“ああ、早く僕もこうして話す側でなく、聞いてくださっている皆さんのお仲間に入れていただければ。”と願うのだが、残念ながらまだ、預金通帳の零の数が、あまりにもお粗末なのが泣きである。
by n_shioya
| 2010-03-23 22:06
| アンチエイジング
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Comments(3)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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