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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ミスユニバースやミスワールドの日本代表のメンバーたちが、東大の安田講堂のステージに勢ぞろいした。 前代未聞の快挙である。 といっても、東大がミス・コンテストを始めたわけではない。「第7回エステティック学術会議」に華を添えてくださったのだ。 母校ではあるが、あまり熱心に学生をやらなかった僕は、それほど安田講堂と縁はなかった。入学式と卒業式の時ぐらいだったろうか。それさえ定かではない。 その後昭和40年代には、学園紛争のフィナーレに、全学連と警官隊の安田砦の攻防戦が繰り広げられ、崩壊の危機に瀕したようだったが、もうすっかりその傷跡も癒えていた。 そして時代は移って、今日はその安田講堂が「ソワンエステティック協会」の美女軍団に占拠される。変われば変わるものである。 今日のプログラムはまず、メンバーの表彰式。 引き続いてお二方のゲストの特別講演。 最後はアドバンストスキンケア(ミスパリ)寄付講座の客員教授須釜先生の研究報告だった。 これまで須釜先生は、エステのスキンケアの効果について、医学的な研究を勧められてきたが、今回の御発表は、痩身美容に伴う皮膚の改善度の研究だった。 結論から言うと、 肥満体では皮膚のキメの荒れや性状の劣化、真皮のひ薄化が認められるが、痩身トリートメントによって、それが改善されることが分かったという。 東大にエスティックの講座が誕生したこと自体が画期的であるが、短期間によくこれだけの成果を上げられたものと感服した。 これによって、日本のエステティック業界も、長足の進歩を遂げ、エステティック業の社会的な認知も高まるであろう。 頑張れ、須釜!頑張れ、ミスパリ!
by n_shioya
| 2010-05-18 21:43
| スキンケア
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Comments(4)
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御隠居@横丁
at 2010-05-18 22:37
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安田講堂の攻防、なつかしいですね。
五年もしたらつわものどもが夢のあとだった。 いったい、あれはなんだったのでしょう?
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だんぷ
at 2010-05-19 08:26
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あれまぁ…これが写真が目に飛び込んだ最初の感想です
東大と縁のない私には「イメージが違う~」という感じです それにしても皮膚一つとってもイロイロな関連性があるのですね やっぱり生活全体を見直さなければ「美」と縁遠くなりそう…ちょっとコワイです
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n_shioya at 2010-05-19 22:21
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n_shioya at 2010-05-19 22:22
だんぷさん:
ミス達は長身ですね。僕がひどく矮小に見えます。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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