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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
近着のヴォーグに恐ろしい記事が載っていた。
携帯を耳に付けて長時間使う習慣があると、脳腫瘍が発生するかも、という話題である。 携帯からは強力な電磁波を発するので、殊に子供の場合、頭がい骨が薄いので影響を受けやすいという。 これはしばらく前から言われていたらしいが、僕は初耳だった。 アメリカでは最近言われ始めたが、ヨーロッパではもうだいぶ前から騒がれきたという。 ヨーロッパでは、新しい製品の発売に当たっては、安全性の立証の義務があるが、アメリカでは、危険性が明らかでなければ規制の対象としないという、風土の差があるようだ。 だが、薬の場合でも同じだが、危険性がわかるのには時間がかかることが多く、判ったときは手遅れである。 又、携帯は耳から離して使えるものではない。 今の子供たちの、大人も勿論だが、携帯依存の生態を観ていると、何か手を打つべきという危機感に迫られる。 とりあえずは、電磁波が漏れないような機器の開発から手をつけるべきではなかろうか。これは技術的には可能だという。
by n_shioya
| 2010-07-15 20:32
| 医療全般
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Comments(9)
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携帯子機も問題ですが
at 2010-07-15 20:57
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携帯子機も問題ですが、携帯電話基地局周辺で健康被害が起き、日弁連が電磁波シンポジウムを開催しています。また沖縄県医師会報に基地局による健康被害問題が掲載されています。
http://ameblo.jp/kitakamakurakeitaing/entry-10507358323.html
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携帯子機も問題ですが
at 2010-07-15 21:02
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VOGUE日本版の8月号でしょうか。私も買ってみます。情報をありがとうございました。
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船長
at 2010-07-16 07:02
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大分前に英で子供の携帯禁止の法案が論議という記事を読んだ覚えがあります
頭蓋骨が発達途中の影響は大人と全く違う、といった内容でしたが、日本では論議自体有り得るのか疑問だと思ったのでした 子供達はもちろん「大」抵抗でしょうし、今の現状を問題視する大人はどれくらいいるのでしょう? 確か15年くらい前にゲームが流行りはじめた時にも同じように感じましたね 親が「静かになるから楽だもん」と堂々と言い、大半が「そうよ何が問題なの?」と同意する…変です、この国 なんか子供達が静かにしてさえいればよいなんて、それは人形かロボットみたい せっかく一緒に過ごせる時間は限られていて目の前にあるのに、もったいないなー
先生、今時のガキどもは携帯を耳につけて電話などしません。メールです。何とかならないか、頭の痛くなる問題です。
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携帯子機も問題ですが
at 2010-07-16 15:18
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いや、通話しますよ。とくにティーネイジャーで恋愛でもしてみようものなら。
学生の一人暮らしも有線電話を最近はもたず携帯だけ持ってますし。 あと営業やテレアポなど仕事で携帯やコードレスのヘビーユーザーにさせられる人が今後問題になるでしょうね。イタリアでは脳腫瘍を労災と認めた判決も出たかと。
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携帯子機も問題ですが
at 2010-07-16 15:26
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ヴォーグですが8月号の目次には掲載がないのですが、どのあたりに掲載されてますでしょうか、お教えいただけましたならば幸いです。それともVOUGE Paris でしょうか。
http://www.vogue.co.jp/media/1598304/contents.pdf
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n_shioya at 2010-07-16 16:52
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n_shioya at 2010-07-16 16:54
船長さん:
これからの子供の脳は、携帯脳とでも呼ぶべきものに変質していくのではないでしょうか。
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n_shioya at 2010-07-16 16:57
valkyries さん:
真夜中はそうでもないようですよ、それがまたづつ鵜の種で。
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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