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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は大阪日帰り。
新幹線や航空機で、交通の便が良くなったのは有難いが、日本中ほとんどどこでも日帰りが可能になったので、一泊して体を休めてといかなくなったのは善し悪しである。 今日は行政の後押しで、機能性食品、平たく言えばサプリメントの企業が、抗加齢医学の医師たちといかに共同作業を展開するかの研究会である。 委員長は抗加齢学が居の理事長の吉川教授。 まず僕が前座で、アンチエイジングの概要と、なぜ今見た目のアンチエイジングかをご説明し、飲むコラーゲンの効果も見直されていることをお話しした。 次が認知症のお話。杏林大学の古賀教授が「脳の老化の機序と食品による予防と改善」について話された。今、アラキドン酸とチキンエッセンスについて研究がすすめられているとのことだった。 最後が鶴見歯科大学の斎藤教授が、ドライマウスの発症機序と抗酸化剤の効果について話された。 抗酸化剤はCoQ10が有効なことは立証されているが、最近では赤ワインの成分のレスヴェラトロール、さらには甲殻類から抽出されるアスタキサンチンも期待できるとのことだった。 病気になって薬に頼る前に、バランスのとれた食生活とサプリメントで、病気を未然に防ぐのが抗加齢医学の使命だというのが、吉川先生の持論である。 この研究会が行政と手を取り合って、健康日本の為に寄与することを祈っている。
by n_shioya
| 2010-09-06 22:35
| サプリメント
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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