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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は久しぶりに銀座まででかけた。
和光で開催中の「武藤順九の宇宙」展を配偶者が見たがっていたからである。 武藤順九氏は「風の環」と言う大理石彫刻で一躍有名になり、その作品はローマ法王の夏の離宮、ワイオミングのデビルズタワーなど世界各地で屋外展示され、この九月にはニューヨークのグラウンドゼロにも、モニュメントとして設置が予定されている。 氏はこう語る。 “風が生まれ、風が舞う。風が祈り,風が踊る―――。 風を形にしようとして行きついたのがメビウスの輪でした。それを大理石でくり抜いて、大理石の持つ質感で、軽妙な風を表現したかったのです。“(風の環 武藤順九の宇宙;神渡良平 より) そのほか氏は、石彩とかネオフレスコとか、既成の技法にこだわらずに新分野も開拓されてきた。 そう、既成の表現法や材料にこだわらない自由な展開が氏の特徴と言える。 近代美術は既成の破壊の連続であった、まるで現状を否定することが目的で、表現したいものは二の次といった感じである。 それに反し氏の場合は、まず「表現したいもの」が先にある。その為に適したものなら、素材でも技法でも、何のこだわりもなく自在に取り入れて、「自分の宇宙」を構築していく。 その「表現したいもの」すなわち「風の環」とは何か? これはもう、作品を見ていただく以外にありませんな。 今回の展覧会は明日3時までなのでお急ぎください!
by n_shioya
| 2011-03-21 22:57
| コーヒーブレーク
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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