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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今回の学会は京都の国際会議場で開催された。 洛北の宝が池にはある、和風をとりいれた広大な建築である。デザイン的には評価が高いようだが、中は複雑で迷路の様で使い勝手はすこぶる悪い。 また、周りに何もなく、アクセスの悪いことおびただしい。 だが、この欠点は裏返せばメリットでもある。 一旦会議場に入ると、一寸エスケープして、ということが難しくなる。繁華街にでるにはタクシーで2~3000円を覚悟しならなければならない。したがって皆、おとなしく講演を聴くので、出席率は抜群に良い。 今回の当番は京都府立医大。 さすが京都だけあって、初日の会長招宴は日本舞踊で始まった。 もうこれで学会は終わったような気分だと、吉川理事長はおっしゃる。 いや、それから三日間の学術集会も非常に身のあるものでしたよ、木下会長! これは抗加齢の二大巨頭。 「統合医療」の大御所、渥美大先生(右)と、「男性更年期」の旗振り、熊本大先生(左)。 巨頭というのは、光り輝く頭部の言いでもあるようだ。 とすると僕は馬齢だけ重ねた雑魚である。 最近はアンチエイジングの世界でも遺伝子が活躍している。その一つが「エピジェネティック」という手法だそうだ。 難しくてよくわからんが、展示場で担当の美女に挟まれ、これこそが“究極のアンチエイジン”と鼻の下を長くした。 そして最後の晩は、メディカランドの方々と、美濃吉本店の竹茂楼で会食。 今評判のアルマレーザー社の器機三種、「テノール」「ハーモニー」そして「ウルトラアクセントについて、大慈弥教授(右隣り))と宮田院長(左隣)から、懇切丁寧な手ほどきを受ける。 この三つを揃えれば、「見た目のアンチエイジング」のほとんどに対応できるようだ。 大慈弥教授のおかけでいまや福岡大学形成外科と美容外科のメッカである。 また、宮田先生は、宮田を知らずにレーザーを語るな、といわれる名代のレーザーオタクで、そのブログは必読とされている。 そして学会終了後は、詩仙堂に立ち寄り、瞑想にふける。 京都に来れば必ず一度は訪れるところだ。
by n_shioya
| 2011-05-29 22:46
| アンチエイジング
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Comments(2)
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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