|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
以前、「接吻の力学」で、ヤンキー娘にキスのTPOのレクチャーをしてもらった話はした。
じつはその時、彼女が“実技指導”まで申し出てくれたのはよかったが、そのときの目つきがキスだけだは終わりそうもない気迫を感じて、ご辞退せざるをえなかったものである。 彼女は某アメリカ紙の外国特派員であったが、やがて友達と東京の外人向けに、今言う週刊のミニコミ誌をスタートさせた。今でこそこの手のものは無数にあるが、彼女のはじつはその皮切りであった。 初めての媒体でもあり、しばらく伸び悩んでいたが、ある特集を組んで急に人気が出た。 その特集とは、大きな声で言うのはばかれるが、 “女の痴漢に襲われる方法” というタイトルだった。 どう、誰が調査したのかは定かでないが、東京の主な通勤電車を時間帯別に調べ上げ、女の痴漢の出現率を、フツウ、ステキ、ベリ・ステキの三段階評価で一覧表にしたのである。 細かいことは忘れてしまったが、一位、つまりベリ・ステキはラッシュ時の京浜東北線だったように覚えている。 しかも、”襲われたときの心得“まで載っていた。 調査員、誰だか分からないが、によれば、女の痴漢は非常にシャイである。チョットでもこちらが気づいたというそぶりがあれば、さっと手を引くという。 反対に、じっと気づかぬふりを続けると、少しずつエスカレートして、ラッシュの通勤も楽しいものになるという。 なんともあほらしい?特集だったが、去年の事故以来、家人はもう貴方も年だし、そろそろ車での東京往復は考えたら、としつこく言い始めている。 僕ももしこのミニコミ誌が、この恥ずべき?行為の再調査を行って、いまだに序列が変わらないようなら、京浜東北線での電車通勤もやむをえないかと思い始めている。
by n_shioya
| 2013-01-28 20:53
| コーヒーブレーク
|
Comments(2)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||