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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
我が家のグリーンサム
庭の「木香薔薇」が咲き始めた。
我が家のグリーンサム_b0084241_20391130.jpg

薔薇の原種だけあって、ほっておいてもどんどん育ち、毎年我が家の玄関口を飾ってくれる。
上手に草花を咲かせる人を、「グリーン・サム」、緑の親指を持っているというが、配偶者は親指だけでなく、両手すべてが緑色に違いない。
朝起きるとまず、庭の水遣りである。
まだ子供たち5人とも家に居て、犬も2,3匹うろついていた頃は、花の次は犬、そのあとが子供たち、こちらにグリーン・サムが届くのは、いつもどん尻だった。

“もっと貴方が庭仕事を手伝ってくれればねえ、”と配偶者はこぼすが、こちらの親指は「生活費」をひねり出すのに忙しい、「ゴールドフィンガー」と言いたいところだったが。
これでも子供のころは「園芸オタク」だったといっても信用してくれない。
其の頃は戦時中で肥料や種も余り手に入らなかった。
しかも我が家は、日当たり、風通しという花つくりの必須条件にかけていた。土壌も赤土である。
種をまいても芽すら出てこないことが多かった。
幸い、バラだけは赤土でよく育つことが分かり,深紅の「ノクターン」や、その頃はやり始めた新種の黄色の「ピース」など、見事に咲かしたものである。
ただバラはアブラムシが付きやすい。
それやこれやで横浜に居を構えてからは、チューリップや水仙、ヒヤシンスなど、ほっといても育つ球根物や、花の咲き始めた鉢物を地植するようになり、それも専業主婦に任せっきりになった。

だが園芸は“バラに始まってバラに終わる。”ともいう。
やはり僕もデッキチェアで惰眠をむさぼるだけでなく、重い腰を上げて配偶者に手を貸し、昔取った杵柄ではないが、また、薔薇に回帰することとしよう、それこそアンチエイジングの為にも。

by n_shioya | 2013-04-14 20:39 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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