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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
御目出度う、前川教授!
このたび横浜市大に形成外科の「正講座」が誕生し、前川君がその主任教授に就任した。
先だっての土曜日その祝賀会が開催され、僕も横浜のベイシェラトンに馳せ参じた。
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思えば“長い道のり”だった。
僕が横浜市大に形成外科診療班を開設したのは1968年。もう半世紀前の事である。
市の財政事情もあり、開設当時は医師は僕一人。診察机一つの狭い外来で看護婦一人と二人体制で診療を始めた。ベッドはゼロ。他科の空きベッドを拝んで使わせてもらった。
其の時の市当局との約束は、“可及的早く”講座にするので、それまで我慢して頂きたい、と言う事だった。
“可及的早く”と言うのは、役人用語では“半世紀”を意味するとは思い至らなかった。
そして今、教授以下スタッフ全員が揃った正規の講座が誕生した。感無量である。

だが、あの頃は僕も若かった。ハンディキャップを物ともせず、少数精鋭で健闘した。学生にも厳しかった。学生の下宿の電話番号を控え、朝の講義に顔を見せないと、下宿のオバさんに電話をかけ、叩き起こしてもらった。
“塩谷の講義に遅れるな。下宿に電話がくるぞ。”と黒板に書かれたのも其の頃だった。

“・・・・・ま、昔の事はともかく、未来に目を向けよう。
此の半世紀に形成外科は素晴らしい進歩を遂げた。其の為、もう俺たちにはやる事が無くなったなど悲観的な言を弄する輩もいるが、とんでもない。形成外科は今行き詰まっている臓器別の外科と違い、「創傷治癒」と「皮膚移植」を武器に、頭のてっぺんからつま先まで、全て守備範囲だ。
患者の悩みのあるところは何処でも出向いて、我々の技術を提供すればよい。世界初の腎移植でノーベル賞を受賞したマレーは、ハーバードの形成外科教授だった。今流行の再生医療にしても、「培養皮膚」と言う形で我々が先鞭をつけたではないか。”
と前川新教授を激励し、乾杯の音頭とした。
(フォトに写っているのは元関東労災形成外科部長の伊藤先生です。)
by n_shioya | 2013-04-16 20:56 | 医療全般 | Comments(0)


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