|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
沢木耕太郎はデビュー当時から気になる存在だった。
「深夜特急」が評判になった頃、マスコミ関係のT孃からこう言われた。 “沢木さんてとっても素敵。言うこともやる事もかっこ良くて。ぜひ一度ご紹介したいわ。” そのT孃が間もなく外交官と結婚しイタリアに移ってしまい、沢木氏と知り合うチャンスは逸してしまった。 ![]() それが去年、ホテルオークラの講演会でお話を伺い、其の「自由人」振りにすっかり惚れこんでしまった。 もっと厳つい男をイメージしていたが、一見物静かな、ごく当たり前のサラリーマン風の出で立ちである。 これが真性のバガボンドかあなと感心した。 テーマは勿論、氏が永年追いかけている“キャパの「崩れ落ちる兵士」の真偽”である。 其の執拗な追跡にはほとほと感心させられるが、あの「決定的瞬間」は、やらせでもないが真実でもないという彼の結論はほぼ納得出来る。 今回彼の小編集「旅の窓」が出版された。 其の序文から、 “旅を続けていると、ぼんやり眼をやった風景のさらに向こうに、不意に私たちの内部の風景が見えてくることがある。 そのとき、私たちは「旅の窓」に出会うことになるのだ。其の風景の向こうに自分の心の奥をのぞかせてくれる「旅の窓」に。”
by n_shioya
| 2013-05-05 10:27
| コーヒーブレーク
|
Comments(0)
|
![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() |
||
![]() |
||
|
ファン申請 |
||