|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
“生きる為に食べるのではなく、食べる為に生きているのだ”と豪語してる男が、2ヶ月、腰椎骨折でベッド上安静を強いられるとどうなるか?
腰痛で寝返りは打てなくとも食欲には支障がないので、四六時中食べる事だけを考え続ける。 そのため看護師さん達からは「四つ足の生えた胃袋」とお褒めの言葉を頂いた。 そして絶えず脳裏を去来したのは、軽井沢のイタリアン、「スコルピオーネ」であった。 20年も前の事だろうか、知り合いに連れて行かれたのが馴れ初めである。 最近急に人気の出てきたバーニャカウダを食べさせる店は、当時はそこしかなかった。それも、今流行の小さなカップに申し訳程度入ったしみったれたソースではなく、バーナーにどっかり置かれた鍋の中でぐつぐつと泡立つソースに、新鮮な野菜をどっぷり浸して楽しむ趣向である。 其のスコルピオーネを、今日、事故後初めて訪れた。 全ては健在であった、前菜も、パスタも、デザートも、そして店の方々も。 変わったのは、前庭の木陰にテラス席に設けたことである。 もうすでに秋色に染まり始めた落葉松林の一郭に佇むプチヴィラ風のリストランテのテラスで、久々の本格イタリアンを堪能した。 僕が年に一度は軽井沢を訪れるのは、このスコルピオーネがお目当てであった。ミシュランの三ツ星は、其のレストランの為に其の街を訪れたくなるのが判断基準だという.ならばコルピオーネは立派に「三ツ星」に値すると言えよう。
by n_shioya
| 2013-09-29 21:45
| 食生活
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||