プーチンの不気味な動き

新着のニューズウィークの日本版は，「プーチン大帝」という特集を組んでいる。
クリミアを契機にいよいよ本性も露わに、牙をむき出したロシヤという図式だ。
このさきどう覇権主義が突き進むか、空恐ろしい。

自国の安全の為に周辺国家を併合しても，今度は其の新しい領土の保全の為に，更に廻りに触手を伸ばす。昭和の日本帝国が辿った道である。
更に恐ろしいのは中国の動きだ。
自分の家の前の道は自分のものというメンタリティ。根本には4000年に及ぶ中華思想がある。とりもなおさず、「朕が法律」という奢り。つまり中国は国際法の上に君臨する。
これからはこの二つの巨大国家が手を取り合って、西洋文化と民主主義に対抗して、世界制覇に乗り出すのではなかろうか。
それに対し，我々にどんな打つ手があるだろうか。