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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日は葉山にある総合研究大学を訪れ、長谷川真理子教授から最新の進化論のお話を伺ってきた。
来月の抗加齢医学会でのシンポジューム「なぜ故若く見せたいのか?」で、ダーウィンの唱えた“人間の進化と性淘汰”についてお話し頂くことになっているので、その打ち合わせである。 そして更に教えて頂きたいのは、「何故ひとは若さを美と感じるか?」であった。 ちなみに教授は学生達からはハセマリのニックネームで呼ばれていると言う。 ご承知のようにダーウィンの進化論の柱は二つである。 ①突然変異と ②適者生存と。 「突然変異」については最近の遺伝子解析で様々なことが分かってきた。 また「適者生存」或は「自然淘汰」に関しては、先生が言われるには、その前段階として、まず子供を多数産むことが必要になる。 つまりキーは、“子供を多く作れるほど、進化には有利”と言う事につきるようだ。 そして若いほど妊娠、出産には有利である。 だからとハセマリ先生はおっしゃる、“配偶者選びでは、若さが有利になる”と。 それを“美と感じるのは別の次元の問題”と先生はおっしゃる。 また“美という言葉より、セクシャリ アトラクティブと言った方が、議論し易いのでは”ともいわれた。 来月のシンポジュームが楽しみである。
by n_shioya
| 2014-05-27 22:28
| 美について
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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