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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
これも前回の塩谷塾の風景である。
皆で自分の「眼瞼下垂度」をチェックしているところ。 加齢と共に瞼は下がり気味となり、気付かぬうちにものが見えにくくなる。 目が開きづらくなる原因は二つ、皮膚のタルミと瞼を挙げる筋肉(眼瞼挙筋)の老化である。 そのため,無意識に額の筋肉(前頭筋)を働かせ、眉毛を無理に挙げて目を開くようになる。 額に横皺がよるのは其の為である。 しかも前頭筋は頭頂部の帽状腱膜を通じて,後頭部の筋肉と繋がっている.そのため前頭筋を働かせ続けると、後頭部から首や肩の筋肉も緊張し、肩こりの原因になる。 従って,眼瞼下垂の手術を受けることで,視野も明るくなり肩こりも治ると言うのが最近の考えである。 皆が試しているチェック法では、目を閉じた状態で人差し指で眉毛の上を抑え、前頭筋の働きをブロックする。その状態で瞼を開けようとしたとき、瞼が開き辛いか、眉毛の上で前頭筋に力がかかるようだと眼瞼下垂が疑われる。 「眼瞼下垂」の手術では,皮膚はタルミを切除し,眼瞼挙筋もタルミを縫い縮めるが,基本的には二重まぶたの手術と似ている。
by n_shioya
| 2014-06-15 21:47
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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