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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
真珠湾だまし討ちの元凶は?
人は分が悪くなると屢々「判断は歴史の審判にゆだねる」とカッコ付ける。
だが,歴史に本当にその資格が在るだろうか。歴史は何時も当時の権力者の都合で造られることは周知の事実である。
其れをひっくり返そうにも証拠は隠滅されていることが多い。
例えば真珠湾の「だまし討ち」。
これなど当時は「我、奇襲に成功せり」と日本を挙げて快挙と讃えられた。
真珠湾だまし討ちの元凶は?_b0084241_2116399.gif

だが敗戦となると,とたんに国際法で裁かれるのを恐れ,陸軍、海軍,そして外務省の責任のなすり合いとなる。
一番の元兇は国際法の存在にも疎かった陸軍である。自分たちが外務省に圧力をかけ,通告の遅延を計ったくせに、ここでもまた外務省に責任転嫁し,外務省は出先機関,つまり現地の大使館をスケープゴートにする。
この共同謀議の証拠書類が最近発掘されたが、これも又,責任者たちによって黙殺されるのではと危惧している。
ご興味のある向きは
開戦神話〜対米通告を送らせたのは誰か〜(中公文庫)
をお讀みください。
ちなみに著者の井口武夫氏は,汚名を着せられた開戦時の大使館の参事官井口貞夫のご長男である。
by n_shioya | 2014-12-23 21:16 | コーヒーブレーク | Comments(0)


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