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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
美とエロス
思い出すと小学校の時、悪童の一人が図画の時間に教師に質問した。
“なぜ先生たちは裸ばかり描くのですか?”
弱った様な顔をした教師は白墨を手にし、黒板に首は細くて下半分がふっくらした花瓶を描き始めた。更に首の下辺りに丸を二つ並べ、ふっくらした部分にYを描くと艶やかな女体に変貌した。
教師は言った。
“お前らな、ヌードは美の極致だ。それを構成する美のエレメントが自然界の何処にでも潜んでいる”と。
美とエロス_b0084241_20564483.jpg

“美とは?”をテーマに塩谷塾を続けてくると、絶えず頭を悩ますのはアートの世界でのヌードの立ち位置である。
ヌードとネイキッドは違うという。
ネイキッドをモデルに画家が描くとヌードになる。
でもアーティストなぜ、女体から衣装をはぎ取ったのか?
美を感じるからと言う。本当だろうか?スケベ根性の言い訳にエロスにアートのオブラートをかぶせているだけでは・・・
或る高名な画家がうそぶいていた。“俺はまず、モデルと一緒に邪念を取り払ってから制作にかかる”と。

そもそもアーティスト全てが女性だったら、これほど女体ヌードにこだわっていただろうか?
なぜ恥毛はあるときまで御法度だったのか?
ジョージア・オキーフを持ち出すまでもなく、最近では性器もアートの対象になるようだが。
ならば性行為は?
それはポルノですよ、と言われるかもしれない。でもアングルだって人間生産の営みを作品にしている・・・
など等、僕の妄想は果てしなく続く。
by n_shioya | 2015-01-24 20:58 | 美について | Comments(0)


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