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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
ベートーベン礼賛
昨日はブリジストン美術館で「ブールデルのベートーベン」と再会した。
この厳つい顔で、あの「エリーゼのために」のような可愛い、昔の女学生言葉では「おセンチ」とも言える小品を造ったのかと微笑ましくなる。
そういえばあのロマンス第二番にしても実に甘美ではないか。
ベートーベン礼賛_b0084241_19463777.jpg

このところ、改めてベートーベンの魅力に虜になっている。
車には相当数のCDが入っているが、運転しながら殆どはBMGとして聞き流している。
運転中は安全第一である。そんな中でもいつのまにかオーディオに聴きいっているときは、歌曲であれ四重奏であれ、何時もベートーベンの曲なのに気付かされるからだ。
昔五味康祐は、“若い時をベートーベンの「運命」で過ごしたか、モーツァルトの「ト短調」で過ごしたかで人は分かれる。”と言っていた。
ベートーベンのダダダダーンにも、モーツァルトの軽やかさにも溶け込めなかった僕は、シューベルトの素朴さ?にニッチを見いだしていた。

だが,フルトベングラーは
“ベートーベンの音楽には論理がある。彼以降、音楽は堕落の一歩を辿った”とまで言っているが、その認識は別として僕もやっと「楽聖」の偉大さが解る年になったのかもしれない。
by n_shioya | 2015-02-08 19:46 | 美について | Comments(0)


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