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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
春はパイエラの香りと共に
時折急に食べたくなるのがパイエラである。
その欲求不満が閾値に達したので、今日のランチはスペイン料理で。
ランチメニューとあって、出てきたのは魚料理に添えた可愛いお皿。
だが味はまぎれも無くサフランの香り。昔、マヨルカのレストランの屋上庭園で、地中海の潮風に吹かれながら、サングリアで流し込んだ味を思い出す。
春はパイエラの香りと共に_b0084241_2034836.jpg

でもやはりパイエラは大皿ですな。
マドリッドの国際学会の懇親会では、1メートルを超す平らな大鍋のグツグツ炊きあがったのが、次々に運ばれてきた。
そう、その学会のときだった。目抜き通りのレストランの地下のトイレで3人組に襲われたのは。
あまりにも鮮やかな手口で、やられたと気付いたのは3人組が財布を奪って逃走した後だった。
無抵抗だったのが良かったですよ、と後で土地の人に言われた。この節、南米からの出稼ぎが多く、抵抗するとピストルの代わりにナイフでグサッ!だそうだ。
盗用されたカードの被害は400ドルほどだったが、幸い保険でカバーされた。
実害が無いと不思議なもので、スペインがグッと身近に感じられるようになった。
これもよく言われる事だが、ハイジャック犯と共感を覚えるようになる、一種のストックホルム・シンドロームだったろうか。
by n_shioya | 2015-03-09 20:34 | 食生活 | Comments(0)


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