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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
「落花の術(Defloration)」と言う手術をご存知ですか?
deflowerと言う隠語から来ています。 花を散らす,果てなんでしょう? 昔「落花の舞」と言う時代劇がありましたね、鰭崎英朋の挿絵が人気を呼んだ。 ![]() 近着のアメリカ形成外科学会誌に最近の傾向として、女性の秘所の手術が増加していると言う記事があった。 そのなかでも多いのが肥大した小陰唇の縮小術だという。 これは見た目の問題だけでなく、こすれて軽い皮膚炎を起こしたりの訴えにも繋がる。 事実、手術希望者の三分の一は見た目が気になると言う理由だが、三分の一はs純粋に皮膚のトラブル、残り三分の一がその両方を理由に挙げていると言う事だ。 手術としては,そのはみ出ている数センチの部分を切除すると言う簡単なものだが、患者の満足度は高いと言う。 ところで気になるのは、「見た目」と言っても誰の見た目だろう?と言う事である。そう簡単に自分で見ることも出来ないし,人様に気軽にお見せするわけでもないし、相手方がそこまでこだわるとも思えぬし・・・ また当該個所がアートの対象となりうるかは最近議論を呼んでいるが,僕はジョージア・オキーフの一連の花芯の作品はその答えかとも思っている。 ![]() ところで冒頭の「落花の術」,もうお分かりですね。 厚くて難儀する処女膜にメスを入れることです。
by n_shioya
| 2015-07-04 15:26
| 美について
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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