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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今日で無事学習院の春の講座を修了した。 テーマは「メタボと体型」 これは最近話題の、「見た目と長寿の関聯」を示す好例である。 よく妥当性が問題とされる男性の腹囲85センチは、あくまで健康状態の目安であり、1センチの増減で病気であったりなかったりというわけではない。 その意味で、アンチエイジングの根幹である「バランスの取れた食事と適度な運動」に意識が向いたなら、メタボ論議は役に立ったと言える。 反面、今の「痩身願望」は病的とも言える。 今,「ダイェット」と言うと「減量」を意味すると言う。 ダイエットは健康を維持する為の食生活であって、健康を害するなら何のための食事療法かと言いたい。 三大栄養素と言われる、脂肪、炭水化物そしてタンパク質はどれもが人間の体を維持するために全て必須である。 大切なのは適度な量であり、又そのバランスである。 「健康のため」と称して一つの栄養素を排除したり、全体の摂取量を極端に減らすのは「健康のためなら死んでもいい」という愚かさに通じる選択である。
by n_shioya
| 2015-07-27 22:19
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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