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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
ヴィラ・デステを訪れたのは10年以上前だったか。 ケルンでのヨーロッパ創傷治癒学会を無事終え、ミラノの空港に降り立つと、我が家の三男がホッとした様子で出迎えてくれた。 一月間、イタリア無銭旅行を続けた彼とミラノで落ち合うことにしてあったが、フライトは変更が多いので、無事落ち合えるかお互いに心配だったのである。 早速レンタカーに荷物を積み込み、コモ湖へ向かう。 目指すはヴィラ・デステ。 我々世代にとってヴィラ・デステは往年の名画「舞踏会の手帳」の舞台として憧れのリゾートである。 ヨーロッパで最もオシャレな、最も高価なホテルともされている。 そのフロントでチェックインをしていると、宿帳を覗き込んだ三男が我々の部屋代に目をとめ、“ありゃ、おれの一月分の生活費だ!”と叫んだのを思い出す。 そしてロビーには3組の日本人夫婦がいた。 何とそれは当時女子医の教授だった野崎夫妻と、その友人でN 響のコンマスの徳永夫妻、そしてモデナでヴァイオリン制作に励む夫妻だった。 奇遇を祝しヴィラ・デステの滞在は更に楽しいものとなった。 ちなみにヴィラ・デステはクラシックカーの祭典「コンクールデレガンス」の舞台でもある。 フォトはラルフローレンとその愛車ブガッティだったかな。
by n_shioya
| 2015-07-29 21:55
| コーヒーブレーク
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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