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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
オペラの都ウィーンでは人気オペラ歌手を患者に持つことが耳鼻科医のステータスだとは、ウィーン留学をされた近畿大学の山田教授の言である。 そこで今日のテーマは「のどを鍛えて長生きしよう!」 発案者は東京医療センターの角田晃一先生。 先生のお話では、“声帯を鍛えることは全身の健康に繋がる”と言う。 ①発声には,鼻から始まり、口腔、咽頭、喉頭,気管支そして肺までの全ての器官が関与し,その活性化に繋がる。 ②老人の死因の一つの「誤嚥性肺炎」は,健全な声帯が予防する。 ③発声は深呼吸に繋がり、体に酸素が行き渡る。 ④人と声を出して「コミューニケート」することは脳を活性化し,認知症の予防になる。 などなど。 だから,と先生は言われる。“カラオケは声帯のよい訓練になりますよ” カラオケ?僕は苦手だなぁ。 そういう方にはと先生はおっしゃる、 “一人でも出来る「声帯訓練法」がありますよ”と。 ところで加齢により男性は声のピッチが上がるが,反対に女性はピッチが下がる。これはホルモンバランスの崩れによるものだが、ホルモン補充療法に走らずとも局所の治療で改善されるそうだ。 最後に先生の提唱される声の健康を守る2原則。 ①のどに負担をかけない ②乾燥に注意する 皆様も是非どうぞ。
by n_shioya
| 2015-08-13 21:40
| アンチエイジング
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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