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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
![]() アンチエイジングを話し合っていささか引っかかるのは、”恋こそアンチエイジング”という身も蓋もないご託宣をしばしば耳にすることだ。 確かに恋すれば若々しくなるかもしれない。だがそれは結果論であって神聖たるべき恋を「手段」に貶めるのは如何なものかという疑義である。 スタンダールなどはその恋愛論で「恋は狂気の沙汰」とまで言っている。彼の場合は恋い焦がれた相手に袖にされた男の恨み節と言えないこともないが。 また、戦後間もなくのことだが、歌人川田順は弟子と恋に陥り、アンチエイジングどころか、駆け落ちそして心中未遂など「老いらくの恋」と世間を騒がせたのは我々世代にはまだ記憶に新しい。 翻って平安時代、源氏物語などをたどれば貴族社会では恋愛がすべて、というよりは蹴鞠などと一緒のゲーム感覚だったような気がしないでもない。 さて、わがNPO法人アンチエイジングでは「幾つになっても男と女」をモットーに掲げている。と言っても”失楽園を推奨してるわけではない”と、いつも言葉を濁している。 だが、社会規範にもとらぬ大人の男女の付き合いは?となると話はややこしくなる。その社会規範そのものが変容しつつあるからだ。 皆さん、ご意見はいかがでしょう? ■
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by n_shioya
| 2016-06-26 22:33
| アンチエイジング
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日) 以前の記事
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