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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
先日出席した「医療とメディアを繋ぐ会」で、テレビドラマの信ぴょう性の議論で、あるドラマ作家の発言が面白かった。
救急室の場面などで、医者が走る姿で緊迫性を強調することが多いが、医者はあんなに走ることはありませんよ、と医師から言われたというのである。 確かに僕も走った覚えはないし、皆さんも病院で医師が走るのをご覧になったことがありますか? ま、この問題はドラマの効果と割り切ればよく、こだわることはないが、それで思い出したのは現役の頃、これは形成外科にそもそも緊急性が少ないということもあるが、ふと、診療のためにエレベーターやエスカレーターを使はないと間に合わ無いことがどれほどあるだろうかと思ったことである。 ![]() そこで試しに地下1階から9階まで、詰まり10階の高さを全て階段で上がり下りすることにした。なるほど業務には差し支え無い。然も運動神経のない僕でも出来るまことに良いエクササイズである。 面白いものでこれは慣れもあり、学生など教授回診についてこれず、5階あたりでハアハアあげいてしまう。あげくには、「北里大学体育学部形成外科」と悪口を言われるようになった。 そのくせは、大学をクビになり、また腰椎骨折の後遺症がある今でも残っており、神社や山寺で階段を見上げると元気が湧き出て、年甲斐もなく嬉々として登ってしまうのだ。 ■
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by n_shioya
| 2017-04-28 22:04
| アンチエイジング
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日) 以前の記事
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