|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
三本に分かれたネプチューンの銛を思わせる赤いハイヒールの踵先を描いた表紙の図柄に魅せられて、つい東京駅のニューススタンドでペーパーバックを買ってしまった。
三叉の銛はイタリヤのスポーツカー、マセラッティのエンブレムでもある。 題は“Devil wears Prada”.“プラダを履いた悪魔”とでも訳すか。 三時間の新幹線の旅にはうってつけのミーハーブックのようだ。 昔から飛行中は眠ることが出来ないので、国際線に乗る前に肩のこらないペーパーバックを仕入れるのを習慣にしてきた。 30年前のヨーロッパ旅行がその始まりで、今でも覚えているが、“Coffee,tea or me?” これも訳せば“如何?、コーヒー、紅茶それとも私・・・”という、スチューワデスの生態をおちょくった本だった。 それぞれのエアラインのスチューワデスのタイプや転び方、転ばせ方が面白おかしく書かれてあり、パリまでの長丁場を退屈しないで過ごせたのである。 TWAは尻軽だが、パンナムはお高く留まっている。何とかはどうでこうでと要するにどのエアラインのホステスも口説き方次第といった感じだった。 読み終えて進呈すると、先方はとうにご承知で“実際はもっと過激よ”とウィンクしてくれたのもパンナムのスチューワデスだったと思う。 アーサーヘイリー物も機内読書に向いている。ストロングメディシン、ホテルなどもこうして読了した。 フレデリックフォーサイス、ジェフリーアーチャーも悪くない。 “ジャッキーという女”も長旅を忘れさせてくれた一つである。 要するにミーハー度、ゴシップ度が高ければそれで充分目的は達せられる。 こういうのを読んでる時は、知らない単語は目に入らないから都合がよい。 ところで今度の“プラダを履いた悪魔”だが、ブラウン大学卒の女の子が、ニューヨーカーの編集に憧れ、その前段階としてファッション誌の仕事につく。 そのオーナー社長がとんでもない気まぐれな独裁者で、それとのドタバタが始まったあたりで国際線と違い、新幹線を往復しまったので、あとは暇を見ながらぼちぼちと。 ところで今気がついたが、すでにメリルストリープとアンハサウェイのコンビで映画化されているらしい。 皆さんとうにご鑑賞済みですかね。
by n_shioya
| 2006-12-24 22:36
| コーヒーブレーク
|
Comments(0)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||