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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
最近は腸内細菌流行りである。
銀座クリニックの上符院長もこのところ細菌サプリに凝ってしまい、その余波で僕もアシドフィリスとかいう細菌のサプリを飲されている。 そして今日、乳酸菌の会社である喜源社の会長が訪ねてこられた。 乳酸菌発酵エキスを粉末にした喜源が主力製品だが、そのほかにシニアパラダイスという会員制のサロンも運営され、シニア世代の啓蒙活動をされてるという。 喜源はエキスをオリゴ糖を絡めてあり、さっぱりした味で飲みやすい。しばらくつづけてみることにした。これでここ三年間悩まされている痙攣性便秘が解消すれば万々歳だが。 まだ不勉強だがどうもこういうことらしい。 腸内細菌にはコレステロールと同じように善玉と悪玉があるが、現代の食生活では善玉が不足しがちである。又、老化によっても善玉と悪玉の比が悪玉優位に逆転しがちだそうだ。 そのため善玉菌を補うか、善玉菌の好きな栄養分をとるか、これをプレバイオティックというそうだが、善玉菌の分泌物のエキスを飲む必要がある。 その先はこれをお読みくださいと、一冊の本を頂いた。光岡知足先生の「健康長寿のための食生活」とある。 光岡先生は腸内細菌の研究の先駆者だそうだ。 あとでゆっくり読ませていただいて、又ここでご紹介するとしよう。 ところで上符院長によると、大便に含まれる菌の種類や量を調べるとその人の健康状態が推測できるという。最近腸の粘膜は健康の鏡であると説く先生もおられるが、大便と腸の健康は表裏一体のものかもしれない。 そういわれると食いしん坊の僕はフランスの美食家サバランだったかの言葉を思い出す。 “彼が何を食べているか言いたまえ、それでぼくは彼がどんな奴か教えてあげる。” でも入る物と出る物を一緒にすると、せっかくのケーキがまずくなりますかね。
by n_shioya
| 2007-02-12 23:26
| 食生活
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塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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