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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
茶の湯
昨日の読売の第一面にアグラを許された抹茶の席。利休以来始めて。とあった。
実はその前に、あぐらかきの茶の湯を始めた男がいる。言うまでもなくこのブログの筆者である。

学生時代、茶の湯などは老人の道楽か、外国人の観光用の見世物に過ぎないと思っていたが、京都の西陣の機織の知り合いを訪れるようになってから、その偏見が一変した。
京都で茶の湯は何も特別構えるものでなく、一般の人の日常のたしなみになっていた。
もちろん、お茶会などのように特別なときは別にして、家庭でも普段気軽にお茶を立てる。
止めを刺したのは、そのころ、僕の京文化の指南役だった西陣の薬局のご主人の一言だった。
皆さんよくご存知の、利休の逸話である。大切な茶会の朝、見事に咲いていた朝顔を一輪だけ残して、潔くすべてすっぱり切り捨てて、おもてなしをしたという彼の美学である。
和敬静寂”という言葉に接したのもそのときである。

では僕もと言うことになり、その後主人が大学のそばの官休庵の師匠をご紹介くださった。官休庵は武者小路千家とも言われ、三千家のひとつで、その若宗匠が年に何回か指導に見えるという。
だが僕は正座が苦手である。素人とは恐ろしいもので、アグラで事を運ぶというわがままのお許しを得た。

そこでは男は僕一人で、あとはすべてうら若い女性だった。
“お目が肥えてよろしいですね。”と内弟子の女性にからかわれながら、毎度曜日の午後通ったものである。
そのころからすでにこの男は、美女軍団の支えなしには何事もできなかったらしい。

やがてアメリカに留学し、せっかくの茶道も中断したままだが、いまでもお薄を口にするたびに
“お茶の御銘は?”
初昔。
お詰は?”
竜王園。
という口上は、かっての美女軍団の顔ぶれとともに懐かしく思い出される。
by n_shioya | 2007-05-10 20:39 | QOL | Comments(2)
Commented by 竜王 at 2007-07-10 16:04 x
竜王園?
柳桜園(京都)では?
Commented by n_shioya at 2007-07-10 20:02
ご指摘有難うございます。
変換ミスと言いたいところですが・・・


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