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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
浅草
浅草_b0084241_11451582.jpg今日はエステ界の重鎮滝川会長のご好意で、浅草の芸者衆のおどりを楽しんできた。
配偶者がかねがね浅草に一度行ってみたいと言っていたのを会長が耳にされ、ならば浅草三社祭のとき、検番で催される浅草踊りを見るのが一番、とわざわざ手配をしてくださったのである。

浅草は僕にとっては懐かしいところである。
こう見えても僕は生まれは澁谷。その頃親父は宮益坂のあたりで開業していた。


浅草_b0084241_11414625.jpg

今でこそ東京の地下には地下鉄網が張り巡らされているが、僕が幼稚園の頃、初めて浅草と澁谷が地下鉄でつながり、日曜ともなると看護婦に連れられ、浅草詣でをし、松屋の最上階の遊園地で、ゴロゴロ様に玉をぶつけて楽しんだものである。
その後世田谷に住まいが移り、以来70年近く浅草には足を踏み入れたことがなかった。
配偶者杉並の育ちで、浅草は始めてである。

浅草_b0084241_11421465.jpg芸者衆の踊りや幇間の芸を楽しんだ後、浅草寺に敬意を表し、御輿や人出でもみくちゃにされながら仲見世どおりを見物して、雷門どおりの紀文屋で配偶者はくずきりを食べ、僕は何時もの癖でコーヒーを飲んだが、今になってやはりアン蜜にしておけばよかったと後悔している。

日ごろ都心のコンクリートジャングルに慣れさせられていると、下町にはなんともいえぬ情緒がある。ちょっと路地に入ると小さなおしるこ屋。その斜め向かいは昔風の蕎麦や
、配偶者は、“ああおいしそう!又来なきゃ”の連発である。

浅草の魅力は日本を訪れる外国人のほうがよく知っているようだ。踊りの会の観客も三分の一近くは外人だった。しかも着物姿で正座している奴までいる。
僕もそろそろ脱欧化して、日本人に回帰する時が来たのかも知れぬ。
by n_shioya | 2007-05-20 22:36 | QOL | Comments(0)


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