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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
先日のベルリン出張の際、新しいコンセプトのスプリングで作られたフェルカー社のベッドにめぐり合ったことは既にブログに書いたと思うが、そのベッドが展示されている“メディカルラウンジ”というものがまた新しいコンセプトなので、何らかの形でわが国に導入されればと思っている。
メディカルラウンジとは一言で言えば、病院の内部、つまり病室や手術場などの常設展示場である。 ちょうど横浜のみなとみらいの赤レンガ倉庫のように使われなくなった倉庫を行政が提供し、病院設営に関わる各種企業が参集して、色々な目的に応じてモデルルームを造成し、病院関係者にアイデアを提供している。 ![]() 関係する企業の中には、建築、設計、内装、医療器具すべて含まれており、どのような組み合わせが患者にとってもっとも快適空間を形成するか、また医療も機能的に行われるかを、現場で示している。 この中でベッドはフェルカー社のものが独占的に採用されていた。 また、ソフト面ではヒューレット・パッカード社が電子カルテを含め、病院全体をITのネットで結び、医師の活動を支えるように試みていた。 また手術場はそのスケルトンを上から覗けるようになっていた。 ![]() もし病院を計画しているなら、このラウンジに来ればすべての専門家を一堂に集め、モデルやサンプルを見ながら、効率よくプラニングを進めることが出来る。 またいくつかのカンファランスルームも設けられているので、メディカルラウンジの見学を兼ねて、ここで医療関係の研究会を行ことも可能である。 すべてがドイツ的にかっちりと仕上げられているにもかかわらず、全体の感じは病院臭を排除した、温かみのある快適空間が作り出されていたのに感心した。 患者にとっては入院自体が苦役である。しかも日本の病院は狭く薄汚くしかも患者はプライバシーが配慮されないみじめな入院生活に慣れさせられている。 もちろん経費面、生活様式の違いなどあるにせよ、わが国の一般の入院設備はあまりにもお粗末である。 このメディカルラウンジの運営母体、行政の役割、参加企業の選定など各論的なことも所長から詳しくご説明を受け、日本でもこのようなものは可能なはずで、今後は絶対必要ではないかと痛感した。 ![]()
by n_shioya
| 2007-07-26 22:04
| アンチエイジング
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![]() 塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
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