|
NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。 |
今朝は6時起きで、眠い眼をこすりながら7時に家を出た。
最近朝の遅い僕にしては珍しいことである。 懇意にしていただいている、千葉商科大学学長の島田晴雄先生が主催される“エッジウォーター クラブ”の例会に出席するためである。場所は竹芝の富士通総研の会議室で、僕は初めての参加である。 ”エッジウォーター クラブ“がいかなるものかは別の機会に譲るが、今回は元厚労省次官の辻哲夫氏のお話がメインであった。 テーマは「国民の健康増進政策について」である。 辻氏は日本の健康づくり政策、とりわけ“メタボリック症候群”に象徴されるいわゆる生活習慣病予防に全力投球をされていた方である。 氏のお考えでは、まずは運動と食生活、次に禁煙最後に薬という順序での個人の取り組みが必須だという。 これを如何に行政が支えるか、5年10年のスパンで今壮大なスキームが作られつつあるという。 その第一弾が来年4月から発足する「特定健康診査」だそうだ。 生活習慣病克服のための四大項目、運動、食事、禁煙、薬の優先順位はまったく賛成である。ただ個々の医師としてどこまで生活習慣に踏み込めるか、また動機付けをどうするか、など常日頃悩みながらアンチエイジングに取り組んでいる身としては、この行政の後押しは力強い限りである。 このお話が聞けただけでも、“早起きは三文の徳”どころか、“値千金”と感銘を受けて、クリニックへ向かうことが出来た。
by n_shioya
| 2007-10-17 10:03
| アンチエイジング
|
Comments(2)
|
塩谷信幸
1931年生まれ
東京大学医学部卒業 北里大学名誉教授 北里研究所病院形成外科・美容外科客員部長 AACクリニック銀座 名誉院長 NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長 見た目のアンチエイジング研究会代表世話人 東京米軍病院でのインターン修了後、1956年フルブライト留学生としてアメリカに渡り、オルバニー大学で外科を学ぶうちに形成外科に魅了される。数年の修業の後、外科および形成外科の専門医の資格を取得。 1964年に帰国後、東京大学形成外科勤務を経て、1968年より横浜市立大学形成外科講師。1973年より北里大学形成外科教授。 1996年に定年退職後も、国際形成外科学会副理事長、日本美容外科学会理事として、形成外科、美容外科の発展に尽力している。 現在は、北里研究所病院美容医学センター、AACクリニック銀座において診療・研究に従事している。 >>アンチエイジングネットワーク >>NPO法人創傷治癒センター >>医療崩壊 >> 過去のブログはこちら(2005年5月26日~2006年5月26日)
以前の記事
検索
カテゴリ
全体 アンチエイジング スキンケア 医療崩壊 キズのケア QOL 老年病 介護 手術 全身療法 食生活 サプリメント エクササイズ エステティック ヘアケア 美について コーヒーブレーク 医療全般 原発事故 睡眠 美容外科 再生医療 再生医療 未分類 最新のコメント
フォロー中のブログ
ICELANDia アイ... 九十代万歳! (旧 八... ・・・いいんじゃない? 京都発、ヘッドハンターの日記 美容外科医のモノローグ ArtArtArt 芙蓉のひとりごと 真を求めて 皆様とともに... ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
|
ファン申請 |
||