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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
2016年 04月 10日 ( 2 )
皆さん、ポーラ美術館にいきましょう。
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箱根のポーラ美術館で今、「モダン・ビューティ」展が開催されている。
正式には「Modern Beauty -フランスの絵画と化粧道具、ファッションにみる美の近代」展。
僕の今年のテーマの一つが「ファッションとアンチエイジング」ということもあって、一昨日仙石原まで車を走らせた。
まことに見ごたえのある展示だった。
マネーから印象派を経てエコールドパリに至るまで、ファッションがアートに如何にに組み込まれてきたのかが見事に展開され、作品を見る目も変わったような気がする。
もちろんファッションについての理解も多少深まったことは言うまでもないが。
この展示、9月まで続きます。皆様も是非ご覧のほどを。
by n_shioya | 2016-04-10 21:08 | 美について | Comments(0)
木本教授の教え
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このところ暴力団の締め上げが厳しい。
ところで「白い巨塔」というと聞こえはいいが、ヤクザの世界と医局制度は体質的にも、運営面でも酷似している。
教授はオールマイティで、いったん入局したら絶対服従を誓わされる。しかも将来の就職から、結婚といった私生活まで、死ぬまで教室の方針には逆らえない。教授の意に反したら、指を詰めるぐらいでは済まず、国内での医師としての生命は絶たれてしまう点、ヤクザの世界より厳しいかもしれない。
そしてヤクザのシマと同じに、各医局には関連病院というテリトリーがある。
この縄張り争いも、本物の血が流れないだけで、ヤクザ並みに壮絶か、むしろ仁義なき戦いという点では、ヤクザに劣るかもしれない。
医学部を出て留学する際、ぼくは木本組ではない、木本外科に草鞋を脱いだ
そのころ木本教授は女子医大の榊原教授と並んで、日本の心臓外科の草分けだった。
入局後一月でアメリカにわたり、八年たって帰国した僕は、先ず教授室を訪れ、木本教授に帰国のご挨拶とわがままをお許しくださった御礼のべた。
入局してすぐ自分の意思で留学するなど前例もなく、医局のしきたりを無視した行動だったからである。
木本教授は言われた。
“ご苦労だった。
細かいことは医局長の指示に従ってほしいが、二つだけ私から君に言っておこう。
まず、アメリカでは話をする際に、教授が立っていて、弟子が座っていることがあるそうだが、日本ではそういうことはない。
二つ目に、これが大事だが、アメリカでは教授が間違ったときに弟子が指摘することもあるそうだが、日本では絶対にあり得ないことだからな。”
今の若い医師はあきれるかもしれないが、その時の僕は、「村の掟」を知らないアメリカ帰りのためを思っての親切な忠告と感謝した。
ちなみに木本教授は大変紳士的な方で、医局の決めは決めとして、決して理不尽なことをご自分では言ったりされたりする方ではなかった。
僕がその後50年、曲がりなりにも日本で生き延びられたのは、一重に木本教授の忠告のおかげと言える。
by n_shioya | 2016-04-10 09:45 | 医療全般 | Comments(0)




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