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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:食生活( 189 )
悪魔の飽食
数日前、次男一家とともにすし屋に行った。
二人の孫は高校生と大学生である。
育ち盛りで、食べっぷりはまことに頼もしい。
ここの店はまことに良心的で、カウンター席で好きなだけつまんでも、あまり懐が痛まない。

僕は早々に降参して、汁を頼んだ。ここのあら汁はお椀がおおきく具がたっぷりなので気に入っている。
丹念に身をほじって骨までしゃぶっていると、孫の一人が “それ、ダシじゃないの”と怪訝そうである。よほど行儀が悪いと思ったのだろう。
“そうだ君等はなあ、ひもじい思いをしたことがないからなあ。”
と、皆が白けるのを承知で、戦時中の食糧難、いや飢え死に寸前の話を始めた。

戦争末期、もう米などまともな食糧はない。ドブのわきの雑草まで食べて生き延びた時代である。さなぎの粉など食わされたこともある。
大豆が配給になればそれだけで食いつなぐ。一粒一粒数えながら口の中でゆっくりと噛んで長持ちさせる。
ある時どうした手ずるでか、魚が一匹手に入った。そのころのしきたりで、このような場合、年長者のお爺さんだけが口にできる。孫の僕はその前にじっと座り、爺さんの食べ残した魚の骨を夢中でしゃぶった、という話である。

こういうこともあったが、食事の場なので話すのは遠慮した。
当時はみなだらけである。
もう石鹸は手に入らないし、ただいくら洗っても退治は出来ない。下着はゆでればいいが、頭虱はそうはいかない。
当時我々の世話をしてくれていた叔母が、あまりにも頭のを嫌がるので、子供たちが指で一匹、一匹つぶしてあげたものである。
蚤のように飛び回らないので、虱を捕まえるのは楽である。両方の親指の間に挟んでつぶす。その時プチュッと音がする。すると叔母が件の大豆を一粒くれる。
今となっては懐かしい思い出だ。

よく我々世代は、駅弁のふたについた飯粒から食べ始めるとからかわれるが、いまでも出されたものはただの一粒も残せない。だからメタボのコントロールが難しい、と言い訳するつもりはないが。

それにしても今は無駄が多い。デパートの地下に閉店間際に行くと、売れ残った食品が山積みになっている。値下げしてもそうは売れてないようだ。あの残りは、衛生上ほとんど破棄されるという。
その間にも世界のどこかでは、子供たちがどんどん飢え死にをしていくというのに。
その一方では、肥満を気にして、吸収阻害剤を飲んだり、脂肪吸引をしたり、挙句には腸を切除、バイパスして消化不良で対処しようとする。あさましい限りだ。「悪魔の飽食」とはこのことだろう。

肥満対策」は簡単ですよ。カロリー制限をすればよい。しかも最近の研究では長寿につながるという。
こんないいことはないのに、それ守れないのが人間である、少なくも僕自身は。

そこでこう考えた。
ともかく実行可能な奴だけでグループを作り、腹八分を守り、摂取量を2,3割減らす。その浮いた分をお金に換算し、それを基金とし、アフリカでもアジアでも食糧危機のあるところを、ささやかながら援助する。
つまり自分のためだけでなく、「人助け」をモチベーションにする。

一石二鳥のいいアイデアじゃない?”
僕はカロリーリストリクション(CR)の会長に言った。
“ダメ、ダメ。CRはそんな甘いもんじゃない。あのメニューは普通食よりもっともっと金がかかるんだ”と会長は冷たい。
駄目だなあ、そんな考えでは。と僕は思った。
だからアンチエイジングは何時までも胡散臭く思われてしまうのではないかと。
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by n_shioya | 2009-01-07 22:53 | 食生活 | Comments(6)
脱メタボ宣言その後
今僕は二大プロジェクトと格闘している。
一つは左頬のシミの美白
幸いこちらは順調に進行し、お約束どおり10月末にはある程度の成果をお見せできるだろう。
今ひとつのメタボ対策は?
うーむ、あまり芳しくない。
が、恥を偲んで8月5日の「脱メタボ宣言」の一部を掲載する。

「一念発起してアンチエイジングを実践することにした。
なにをいまさら、どうせ続かんくせになと言われそうだが今度は本気である。
2週間前のアンチエイジングドックの検査はまあまあだったが、やはり腹囲90センチ、体重72キロというのは堪えた。ちなみに身長はこの数十年で1メートル72センチから1メートル70センチに縮んでいる。

せめて85センチ68キロにもって行きたい、それも10月までに。
ということをクリニックの全員に宣言して、退路を断った・・・

中間報告は9月始めに。」

かつて減量を試みて、三ヶ月73キロから60キロまで、つまり13キロ落とした経験はある。
其のときはすべての食事は三分の二にし、コース料理は半分と決めた。
其の挙句に危うく拒食症になるところだったとは以前書いたとおり。

今回はそこまで極端にはしないで、種類は制限せずやはり量としておよそ毎食四分の三、コース料理なら三分の二。サラダ類の生野菜は十分に、しかもカラフルのレインボウ・ダイエットで

また朝の散歩は今までどおり一時間ほど。

その結果は?
腹囲、体重それぞれ数値1だけ下がって、89センチ71キロ
増えているよりはましだが、科学者としては誤差範囲といわれれば、胸を張って反論できる数値ではない。
次回のご報告は10末としておく。
そして八月に定めた目標の達成は、今年度末ということで勘弁してください。
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by n_shioya | 2008-09-16 22:44 | 食生活 | Comments(9)
ウィーンの水
水が来た!

以前ご紹介したウィーンの水、ヴェスラウアーが一時輸入が途切れていたのがまた再開した。
毎日、これを愛用したというベートーベンの気分を味わっているが、楽想は沸いてこない。
だが、一口飲むごとに、ウィーンの街並が眼に浮かぶ。ザッハトルテ、ウィーンフィル、シュテファン大聖堂。そしてホイリゲ(地ワイン)のうまい郊外の野山、更にはザルツブルグの夕暮れまでが懐かしく思い出される。

ウィーンは旅行者を温かく迎えてくれる大人の町である。そう、その気風はオーストリア全体のものかもしれない。

b0084241_10364156.jpg子供の頃、ヨーロッパでは水を買って飲むと聞いて、笑い転げたものである。
だが今は、水道水を飲むことはほとんどない。それほど日本でも水道水がまずくなったのと、ミネラルウォーターが普及したということだ。
エビアン、ヴォルビック、サンペリグリノとさまざまのブランドがあるが、僕はこのヴェスラウアーがお気に入りである。ペットボトルに頬摺りせんばかりの美女も含め。

アンチエイジングの世界では、水は重要な要素である。
何しろ人間の体の大半は水で出来ている。
人によっては一日4リットル飲めという。
2リットルは食物でとるので、後2リットルということは、500ccのペットボトル4本になる。

子供のときからの習慣で僕はよく水を飲む。毎食コップに2杯ほど。その合間にペットボトル一、二本。
量に不足はない。

どうせのことなら、良い成分がバランスよく含まれているものを、となるとヴェスラウアーだ。
しかも美女が頬刷りしたものは、プラスαの効能がある?という。
薬事法上このことは謳えないのは残念だが。
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by n_shioya | 2008-05-06 21:28 | 食生活 | Comments(5)
何故今ゴーヤ?
最近配偶者は「ゴーヤ」にこっている。
ゴーヤ」は今人気の沖縄の野菜で、沖縄人が長寿の理由の一つにされていが、最近彼女の友人が「ゴーヤジュース」を飲むようになってから、頑固な花粉症が綺麗さっぱり治ったと聞かされて以来である。

朝食の支度をしながら、「ゴーヤ」を切り刻んで缶入りの野菜ジュースに混ぜてミキサーに放り込む。
そしてガーッと言う轟音でも無いが、騒音とともに緑のごうやは粉砕され、ジュースと混ざり合って褐色のどろりとした液体になる。
このミキサーの轟音が反射的に、僕を留学時代の実験室に呼び戻す。

暑い夏だった。
僕はドッグラボと呼ばれるオルバニー大学の犬の実験室で、檻から丹念に集めた犬の糞ブレンダーにかけてホモジナイズする毎日を強制されていた。
犬の半数は胃切除を受けていた。
胃切除の後に起こる貧血が、胃を失ったことによる鉄の吸収阻害によるものかどうか、アイソトープの鉄を飲ませ、排泄物に含まれるアイソトープの全量を計り、切除群と正常群の吸収率を比較する実験だった。
胃切除の練習は有り難かったが、猛暑の中、糞をかき回して、中のアイソトープを定量するのは、決して楽しい実験ではなかった。
帰宅するとまず、すべての異臭を洗い流すべく、シャワーを30分ほど浴び続けたものである。

“さ、これを飲んで。”
今朝も配偶者から並々とコップに注がれた液体が渡される。
その茶褐色の色がまた、かつてのブレンダーの中身そっくりである。
僕はそれを、死刑を宣告されたソクラテスが、毒にんじんの杯を手にした心境で、ぐっと飲み干す。

“大体この色がよくない”とぼやくと配偶者は
絵の具の色だと思えばいいじゃない”といい返す。
そうか、ではボケ老人が自分の排泄物をよくなすりつけるようになるというが、アレは雄大な壁画を書いているというわけか。
何か奇妙に納得させられてしまった。

幸いまだ生きているが、何も効果も現れてこない。そもそも僕は花粉症とは無縁だから。
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by n_shioya | 2008-03-02 15:47 | 食生活 | Comments(7)
クレープシュゼット
防衛省事件でも分かるように男同士では、重要な話し合いは酒の席で行われるのが慣わしのようだが、僕は酒が飲めない。
幸い美女スウィーツがお好きである。
したがって僕は彼女らとの会談は、アフタヌーンティーを利用させてもらうことが多い。
甘いものといっても、チョコレートやスコーンはもはや月並みである。先週のような重要な席には、アンリ・シャルパンティエクレープシュゼットを選ばせてもらった。
お三方とも“美と健康”の分野ではオーソリティである。

b0084241_1194935.jpgリキュールに浸した具が温まったところで火をつけ、炎を楽しむデザートは色々ある。
たとえばサクランボにキルシュをかけたチェリージュビリー、バナナとラム酒のバナナフランベ、そしてこのクレープにオレンジ風味のグランマニエールをかけるクレープシュゼットなど

凝ったレストランではシェフがわざわざ客の前でくるくるとオレンジの皮をむいて、ソースに落とし込んでみせる。
準備に手間がかかるからか、ディナーのときはあらかじめ頼んでおかないと間に合わない。
だがこのシャルパンティエはティータイムにいっても、すぐワゴンサービスで目の前で調理して、クレープからメラメラと立ち上る青白い炎を楽しませてくれる、銀座ならではの数少ないサロン・ド・テーである。

こうしてオレンジの香に包まれたクレープを味わいながら討議した重要課題とは、如何にしてすべての日本の女性を“更に若く美しくする”かという大それたプロジェクトであった。

その具体策はしばらくは“秘中の秘”としておこう。
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by n_shioya | 2007-12-02 20:21 | 食生活 | Comments(2)
ミシュラン東京
出ました遂に、あのミシュランの東京版が。

覆面捜査員の暴露本でいささか権威にヒビが入ったかと思ったが、さすがミシュラン。日本語版はすぐ完売で、再販はいつかわからぬという。
とりあえず英語版を買ってきた。

特に食べ歩くつもりも金もないが、自分のお気に入りの格付けは、やはり気になるもので。
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by n_shioya | 2007-11-25 23:59 | 食生活 | Comments(2)
パリの朝市
今日は朝から抜けるような秋晴れ。
いくら仕事とはいえ一日中ビルの五階に閉じこめることはないだろうと、ランチタイムに美女軍団を救い出して、クリニックから松屋の数ブロック先で、昭和通り手前にあるビストロ“パリの朝市”に繰り出した。

ここは何時来ても楽しい店である。
ビルの二階の店は、女の子好みの可愛い造りで、料理もおしゃれで、お値段も手ごろである。
13,4名引き連れていっても、懐は痛まない、少なくも同伴が美女軍団であれば。
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by n_shioya | 2007-11-21 15:08 | 食生活 | Comments(4)
ケープの方たち
久しぶりにダズルで食事をした。
(株)ケープのご招待である。

ケープというのは褥瘡防止用の減圧マットレスの日本有数の専門メーカーだ。
数年前、厚労省が褥瘡対策として各病院での褥瘡チームの編成と減圧マットレスの装備を義務づけてからその対応に追われ、と言うことは業績は急上昇し、ここでその騒ぎも一段落したので、暑中見舞いで銀座クリニックに三名が立ち寄ってくださったのである。

減圧マットレスのことはNPO法人創傷治癒センターのhomepageをご覧いただくこととし、今日のメニューは例のごとく、牡蠣カルパッチョの前菜に始まり、季節のパスタ、カッペリーニ。メインは各自選んでということで、僕はにした。デザートは黙っていてもフォンダン・ショコラが運ばれてくるのが嬉しい。
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いったいこれがアンチエイジングといえるだろうか。
だが、お相伴に預かったライカの美女二人は明日への糧を充分仕込んで、しごくご満悦だった。
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by n_shioya | 2007-08-27 23:59 | 食生活 | Comments(0)
成長ホルモン
今日は内分泌の泰斗、入江名誉教授にお招きを受けた。
同級生の加藤君も一緒だった。彼はアンチエイジングネットワークの理事でもある。

場所は東京會舘。出てきたご馳走はローストビーフ
さすが東京會舘だけあって、ソン所そこらのロースとビーフと違い、味、生焼けの具合申し分ない。しかも脂身もそぎ落としてない。高脂血症動脈硬化などの憂いは都合よくどこかにに吹き飛ばし、三人でぱくついた。

話題はさまざまだったが、入江先輩からいい事をお聞きした。

アンチエイジング医学と称して、成長ホルモン乱用するのは止めて欲しい。
先ず、日本人のホルモンの正常値はアメリカ人ほど高くはない。したがって高い金をかけてアメリカの検査会社にサンプルを送ると、正常人でもホルモン不足と言われてしまう。
ホルモン補充を乱用すると、本人のホルモン産生が衰えるだけでなく、成長ホルモンは決して安いものではない。

一番よいのは運動をすることだ。運動で成長ホルモンは分泌を促すし、又、成長ホルモンは深い睡眠時に分泌が促進するので、運動して快眠を取ることは一石二鳥であると。

だが、アンチエイジングメディシンはこれからの医学で自分も期待をかけているので、学問的に取り組みたいと言うことなら、又、何らかの形で協力は惜しまないと言ってくださった。
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by n_shioya | 2007-06-22 23:37 | 食生活 | Comments(0)
美女たちは野菜がお好き
先生、お昼ご一緒しましょう。
美女群が誘ってくれた。
で、どこへ?
今度できたベジタブルビュッフェのお店。
ベジ?と聞き返した僕の顔が引きつったらしい。
勿論他のものもありますよ、彼女等は急いで付け加えた。
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かねがねレインボーダイエットを説いているアンチエイジングネットワークの理事長としては野菜の山から逃げるわけには行かない。リコピンだアントシアニンだと難しく考えなくとも、色とりどりの野菜を食べれば、それぞれに特有の成分が含まれているので、栄養素のバランスは取れるというのが、いわゆるレインボーダイエットの考えである。

行ってみるとなるほどパスタかリゾットのメインだけ選べば、後は温野菜、サラダ、豆腐など取り放題、ひじきやポテトスープまで揃えてある。
ふと辺りを見回すと、広いレストラン内は女の子ばかり。男は僕一人である。
彼女等のヘルシー嗜好、痩身願望を目の当たりにするようだ。

だが、メーンの後のデザートのぱくつき方を見ると、プラマイゼロじゃないでしょうか、お嬢さん達
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by n_shioya | 2007-05-29 20:59 | 食生活 | Comments(7)




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