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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:コーヒーブレーク( 1694 )
日本回帰を目指して
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すぐに慣れてはしまったが、アメリカに渡ってまず感じたことは、黒か白しかない世界で、日本のようなあらゆる意味でグレイゾーンの国から来ると、居場所がない感じだった。そして8年間。アメリカ人に伍して、自己主張と屁理屈の磨きをかけて帰国し、アメリカかぶれと日本の根っこを狡く使い分けて、ここまで過ごしてきたことは折に触れ認めてきた通り。だがここにきて米寿を迎え、余命幾ばくか怪しくなってきたので、この辺で都合よく日本人に戻ろうと心に決めて、読み始めたのが谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」である。いやーさすが大文豪。和の文化に対する思い入れは並々ならぬものがある。例えば和式トイレでの安らぎの叙述など、厠への渡り廊下から、便器の佇まいまで微に入り細に入り、3ページほどを費やしている。そのほか彼の本領である和の食事については、食材から調理法、そして食器に至るまで、延々と続く。しかも灯は電球はダメで蝋燭を良しとする和に戻るのも容易ではないな、とため息が出てきた。
by n_shioya | 2019-01-16 21:41 | コーヒーブレーク | Comments(0)
北里形成外科新年会
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今日、成人の日はアメリカンクラブで北里大学形成外科の新年会。ぼくが現役の時からの伝統行事である。順調に発展しているのを眺めるのは楽しい。おめでとうございます。
by n_shioya | 2019-01-14 17:32 | コーヒーブレーク | Comments(0)
耳垢を馬鹿にするな!
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年末にかけてだんだん聞こえが悪くなってきたので、いよいよ年相応の難聴かと逗子中央耳鼻咽喉科を訪れたら、なんと、両耳とも耳垢がごっそり詰まっていると言われた。しかもガッチリと耳の穴を塞いでいるため、無理に取れば傷がつくというので、年始から毎日耳垢水という垢を柔らかくする薬の注入を命ぜられた。八尾院長は北里大学の一期生である。この薬で垢が膨張するので一時はもっと聞こえが悪くなりますよ、と院長に言われた通り、今朝辺りはカンファランスでも、全く聞こえなくなり往生した。これが続けば認知症発症間違いなし。そして午後、また耳鼻科を訪れ粉々になった耳垢を吸い出していただいた。実によく聞こえるようになりました。耳鼻科で耳掃除などなんか申し訳ない気がしましたが、結構多いトラブルのようです。
by n_shioya | 2019-01-10 22:05 | コーヒーブレーク | Comments(0)
市場原理はケダモノの世界
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アメリカは「実力社会」である。年功序列もなければ、学生でも教授の間違いを指摘すれば、点数を稼ぐことができる。長幼の序が優先し、何が言われたかでなく誰が言ったかで正否が決まる権威主義の日本から来ると、実に小気味よく、若者にとって努力しがいのある社会だった。だが、反面、どんなに過去に栄光があっても実力を失えば抹殺されてしまう、ちょうど老いたライオンが、若いライオンに蹴落とされるように。人柄はいいが、力の衰えた外科部長がいた。医学部当局は彼から部長職を剥奪し、20歳も若いしかもその部長の弟子を部長に持っていった。数ヶ月後、元部長は自宅で焼身自殺を遂げた。“究極の競争社会、実力主義社会は「ケダモノの社会」だ”と藤原正彦はその著書「国家の品格」で指摘する。資本主義が、市場原理を「神の見えざる手」と意義づけ、グローバリゼーションの論理を唱えるようになり、世界が「金の亡者ども」に食い荒らされてるのが現状だと憂える。「論理」だけでは物事は片付かない。「情緒」や「形」を「論理」の前に据えなければならない。それが日本人の「武士道」の筈だったというのが彼の主張のようだ。
by n_shioya | 2019-01-07 23:02 | コーヒーブレーク | Comments(0)
市場原理はケダモノの世界
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アメリカは「実力社会」である。年功序列もなければ、学生でも教授の間違いを指摘すれば、点数を稼ぐことができる。長幼の序が優先し、何が言われたかでなく誰が言ったかで正否が決まる権威主義の日本から来ると、実に小気味よく、若者にとって努力しがいのある社会だった。だが、反面、どんなに過去に栄光があっても実力を失えば抹殺されてしまう、ちょうど老いたライオンが、若いライオンに蹴落とされるように。人柄はいいが、力の衰えた外科部長がいた。医学部当局は彼から部長職を剥奪し、20歳も若いしかもその部長の弟子を部長に持っていった。数ヶ月後、元部長は自宅で焼身自殺を遂げた。“究極の競争社会、実力主義社会は「ケダモノの社会」だ”と藤原正彦はその著書「国家の品格」で指摘する。資本主義が、市場原理を「神の見えざる手」と意義づけ、グローバリゼーションの論理を唱えるようになり、世界が「金の亡者ども」に食い荒らされてるのが現状だと憂える。「論理」だけでは物事は片付かない。「情緒」や「形」を「論理」の前に据えなければならない。それが日本人の「武士道」の筈だったというのが彼の主張のようだ。
by n_shioya | 2019-01-07 23:01 | コーヒーブレーク | Comments(0)
アメーバとヒドラ
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8年間、アメリカの個人主義社会で生存競争を続けて日本に帰ると、日本の村社会はいかにも生ぬるく、しかも村の掟の縛りが窮屈に感じられた。どうも自我が確立してない人間は進化的にも遅れているようにさえ感じていた。日本人はもっと「自我」に目覚めよ、と叫んだりしたものである。個人主義は自由度もある代わりに、自己責任は厳しい。アメーバのような単細胞の世界である。それに反し「村社会」では「世間体」が自己に優先する。みんなで渡れば怖くないの心理でもある。ヒドラのような細胞集合体(実はこれはちょっと説明が必要だが)と言える。例えばレストレンでメニューを前にして、欧米型はさっと自分で選択する。それに比べ日本型は隣同士見あって、合意点を探ろうとする。だが最近になって心理学者は無理に優劣をつけず、欧米型の「個人主義」と東南アジア型の「集団主義」とを同列に起き、それぞれの存在意義を認めるようになってきた。これは欧米型でも日本型でもない「無節操型」の僕にはありがたい。自己主張したいときは「個人主義」者。助けが必要なときは「集団主義」者。として振る舞うことにしているからだ。
by n_shioya | 2019-01-05 20:17 | コーヒーブレーク | Comments(0)
山からの贈り物
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「山からの贈り物」一晩泊まりだが、山で過ごした。零下10度の世界。元日に降った雪のおかげで辺りは銀世界。リンドバーグ夫人の「海からの贈り物」、じっくり読み返すことができました。現代人が抱える問題、特に女性の、についてその本質に迫る、しかも詩的なニュアンスで。もっともっと読まれて良い本かと思います。
by n_shioya | 2019-01-04 21:32 | コーヒーブレーク | Comments(0)
新年おめでとうございます!
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あけましておめでとうございます。恒例となったインターコンでのおせち。不思議と元旦はお天気に恵まれますね。本年もよろしくお願いします。
by n_shioya | 2019-01-01 17:07 | コーヒーブレーク | Comments(0)
知識というヘドロの海に溺れるな
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「知識というヘドロの海に溺れるな」今年一年に締めくくりに叫びたいのは、“知識というヘドロの海に溺れ、知恵が逃げてしまった!」ということである。藤原正彦が近著「国家と教養」で訴えているのも、そのことだ。国民が教養に欠ければ、民主主義は愚民政治となる。ところで教養とはなんだろう。万巻の書を読むことでもないし、まして人の説を引用することでもない。読書に支えられながらも、自分の頭で考え、自分の目で見て、自分の直感を信じ、自分の道を切り開くこと。と今僕は信ずる。
by n_shioya | 2018-12-31 21:49 | コーヒーブレーク | Comments(0)
天国の織物
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やりたくてまだやれていないことの一つに英文学がある。医学部に入ったら、一年休学して英文科の聴講生になるはずだった。その夢はまだ消えていない。英文学の何がそれほど?強いて言えば英詞だろうか?ライムはわかりやすいが、リズムは難しい。その基礎を一度はと望んでいる。好きな詩を一つ。イェーツの傑作である。「the Cloths of Heavven」Had I the heavens’embroider’d cloth,Enwrought with golden and siver light,The blue and the dim and the dark clothsOf night and light and the half light,I would spread the cloth under your feet:But I,being poor,have only my dreams;I have spread my dreams under your feet;Tread softly because you tread on my dreams.
by n_shioya | 2018-12-31 09:19 | コーヒーブレーク | Comments(0)




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