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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
カテゴリ:美について( 292 )
ベーゼンドルファーの午後
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今日は小川典子さんのピアノ演奏を堪能した。場所はベーゼンドルファーのサロン。3、40人の空間に華やかで広がりがあるベーゼンドルファーの音色が響き渡った。曲目はドビュッシー、武満徹、エルガー、ガーシュインそしてサティと多彩。真島雄大さんのトークも交え、楽しい土曜の午後でした。
by n_shioya | 2019-03-02 22:34 | 美について | Comments(0)
詩人の魂
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彼のニューヨークの高層ビルのアパートの窓外には、マンハッタンの夜景が広がっていた。彼とは彫刻家のチャールズ・シモンズ。当時ミシガン大学で美術を専攻していた次女が実習生として一年お世話になっていた。そしてシモンズ夫人はシャガールの孫である。僕は娘のお陰で彼らにディナーに呼ばれた。もう30年も前のことである。僕の好物のラム料理が並ぶ食卓の向こうの壁には、シャガールの作品がかかっている。贅沢なディナーだった。僕はどこかで読んだシャガールの言葉を思い出し、孫に伝えた。“自分にとって大事なのは、その人が詩人かどうかということだけだ。詩といってもシェークスピアのような言葉の詩人だけでなく、絵画でも音楽でもなんでも、いや芸術でなくともいい。「詩魂」さえもっていれば。”“そうね、祖父の言いそうな言葉ね”と孫は答えた。そう、僕も友に期待するのはただそれだけ、「詩魂」ですよ、シモンズ夫人。
by n_shioya | 2019-02-12 22:11 | 美について | Comments(0)
ダンカン・フィリップス・コレクション
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絵画好きを自認しながら、うかつにも僕は「フィリップス・コレクション」の存在を知らなかった。アメリカに8年もいて、ワシントンにあるという「フィリップス美術館」にも行ってないし、ましてその素晴らしい所蔵品の数々は今日が殆ど初見参である。この冬一番の寒さの中、列に並ぶこと一時間近く。でもその甲斐があった。モネ〜、シスレー、セザンヌ、ルオーなどに並んで、意外に魅力的だったのがスーチンとカンディンスキーだった。ダンカン・フィリップスは徹底的自分の好み、いや自分の眼にこだわり、気に入った作品に囲まれて
by n_shioya | 2019-02-10 19:19 | 美について | Comments(0)
共感と問題解決のギャップ
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男と女は全くく違った動物種と思った方が良いと専門家はおっしゃる。この指摘を最初にしたのが、オーストラリアのアラン・ビーズとバーバラ・ビーズ夫妻である。そもそも男と女では脳みその出来が違うという。大脳は左脳と右脳に分かれ、間を脳梁が繋いでいる。大雑把に言えば左が論理脳、右が感覚脳と働きが分かれているが、女性では脳梁が太くて右脳左脳の連携が良く、ロジックと感性のギャップが少ない。これに反し男性では、まず左脳が働き、ロジックと右脳の感性の行き来に時間がかかるという。その違いは例えば男性はことにあたって「問題解決」に走るが、女性は「共感」を求める。例えばキッチンで妻が包丁で手を切ってしまった時、夫はさあ大変だ、医者に連れて行かねば、近いのは?クリニックだが腕はどうか、その後また再診に連れて行くから仕事を休まなければ・・・などなど先々のことを考え始める。だが妻としてはまず“痛いだろうね”といって欲しいのだ。言われることはわかるが、なかなか男には難しい。とっさの時にはつい馬脚を現してしまい、時折我が家でも波風の原因となる。
by n_shioya | 2019-02-03 19:07 | 美について | Comments(0)
ギャラリーゴトウにて
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今日は久々にギャラリーゴトウへ。「平井眞理〜花と女〜」展を楽しむ。目にした途端、あ、これはルドンの世界では、と感じた。もちろん画風は異なる。ルドンの幻想趣味より乙女チィックな。でも心象は全く同質。ちょっと違った画風の2枚が目を引いたが、これからの方向性を暗示して魅力的だった。ちょうど作家の平井さんとエレナロマの三井エレナさんもお見えになっていた。
by n_shioya | 2019-01-24 22:01 | 美について | Comments(0)
竹内栖鳳展を観て
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今日は熱海まで足を伸ばし、モア美術館で竹内栖鳳展を観てきた。栖鳳には昔から馴染みを感じていたが、じっくり作品を鑑賞するのは初めてである。なかなかいいですな。素晴らしい写実力といい、対象特にスズメや猫に対する愛情といい。改めて日本画とはなんだろうと考えさせられた。画材と様式によって定義さるべきものだろうか・・・今や西洋絵画はなんでもありだ。もし人が、既成の絵画を見ることなく、スケッチなり絵の具をぬた来ればどんな絵画が生まれるのだろう。やはり洋画のどれかに当てはまるような結果を生むのだろうか?モア美術館の魅力はその展望とレストランを箱根のオーベルジュ・オーミラドーの勝俣さんが運営していることである。ランチはスペシアルメニューのステーキ。これも素晴らしい味だった。栖鳳に親近感を持ってるのは、学生時代の友人の一人に栖鳳の孫がいたからである。同志社の学生で、卒業後はJALに入ったと聞いている。当時のCA仲間の話では、とてもいい上司だったという。今はどうしているか・・・
by n_shioya | 2019-01-22 19:42 | 美について | Comments(0)
塩谷塾で春画を
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塩谷塾も今年で7年目。今、カリキュラムの大幅改変を考えている。その一つが、11月の「秘すれば花」。美とエロスがテーマだが、これまではお上品に世阿弥を気取ってオブラートに包んできた。だが今年は、そのものずばり、春画を取り上げることにして、その分野の権威、車さんに講師をお願いすることとし、キッテのオフィスにおいでいただき、講義内容をご検討いただいた。奥深〜いお話が聞けますぞ!
by n_shioya | 2019-01-17 22:59 | 美について | Comments(0)
ギャラリーゴトーへのお誘い
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明日の午後のつもりをしていたが、急に今日の午後、時間が出来たので銀座のギャラリー・ゴトーに立ち寄り、「大久保澄子展〜森への誘い〜」を観てきた。女主人の好みを反映して、いつもながら愛らしい作品たちである。抽象に具象が所々顔を覗かせる、ファンタジックな世界である。ギャラリーの女主人はアンチエイジング塩谷塾の第Ⅳ期生である。ちょうど同期生のパーソナルカラーアドバイザー菊池多佳子さんもお見えになっていた。来週いっぱい展示されてますので、皆さんも是非!
by n_shioya | 2018-11-30 22:43 | 美について | Comments(0)
三島由紀夫の謎
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「三島の謎」三島が「仮面の告白」を発表した時、僕は旧制一高の寮に沈殿していたが、クラスメートの間に衝撃が走ったの今でも鮮明に覚えている。以来、ほとんどの作品を僕は読んできた。そして全ての作品に“虚ろな高笑い”を感じてきた。だが自衛隊本部で衝撃的な最期を遂げた時、もうついていけないと感じた。そして遺作「豊饒の海」を読み終えた時も、「輪廻転生」がテーマだとわかっても、正直あまりピンとこなかった。そして今日、紀伊國屋サザンシアターで劇場版を観てきた。やはりわかりにくかった。4部作として展開する物語を、同時進行的に組み替えた脚本のせいかもしれない。舞台劇として三島の輪廻転生の世界観は描きづらいものがあったろうし、あの「虚ろな高笑い」も響いてこなかったのが残念だった。
by n_shioya | 2018-11-28 20:44 | 美について | Comments(0)
ルオーの芸術
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60年前、日本でルオー展覧会が初めて開催された時、衝撃が全国を走ったと言っても誇張ではあるまい。あの独特の厚塗りのマチェールから湧き出るキリストへの熱い信仰。クリスチャンでなくとも、その芸術性と精神性に打ちのめされたのである。そのルオーの回顧展が今汐留のパナソニック美術館で開かれている。カトリックとなった今、僕は「ミセレーレ」を含む作品群を前にして、信仰とは何か?絵画とは何か?と重く受け止めている。ちなみにこのヴェロニカ像は配偶者が最も愛する作品である。彼女の霊名はヴェロニク。
by n_shioya | 2018-11-25 21:56 | 美について | Comments(0)




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