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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
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ナポリの思い出
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「世に“ナポリを見て死ね”という。僕も一度は行ってるが、ポンペイ見学のために2泊しただけで、青の洞窟もアマルフィ海岸も訪れていないので、まだ死ぬことはできない。ただ、掏摸を避けながらうろついた下町は今でも懐かしい。狭い路地にはガタガタの家並みが続き、その両側の軒先をつなぐロープには、洗濯物が満艦飾のように風にはためいていている。そこには“人々の温かい営み”が感じられた。僕は町の餓鬼共と石壁に腰掛けて暫し海を眺めていた。当然、今岩波ホールで上映中の「ナポリの隣人」にも、そのような人情噺を期待していた。だがそのナポリでも、家族の絆が失われつつあるという物語だった。それだけに映画の終わりで引用されるアラブの詩人の言葉が心に響く。「幸せは目指す場所ではなく、帰る家だ」と。
by n_shioya | 2019-02-17 21:00 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ペンタゴンペーパーズ
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「ペンタゴンペーパーズ」見ごたえのある映画だった。1971年、ベトナム戦争が泥沼化した最中、戦争遂行を無理強いする国防総省の機密文書がニューヨークタイムズによって暴露された事件はまだ記憶に生々しい。時の大統領ニクソンはそれを阻止せんと、司直による逮捕を試みるが裁判で敗れ、憲法で謳う報道の自由は守られた。その時ワシントン・ポストの女社主マーサ・グラハムの果たした役割は我が国ではあまり報じられなかったような気がする。映画はそのマーサに焦点を当て、メリル・ストリープが素晴らしい演技を見せる。当時、アメリカの社会は荒廃しきって、僕の友人たちの所謂「いい家の子供たち」が徴兵されるか、麻薬にはまって人生をダメにした。あの頃徴兵適齢期の男たちは、地獄を見たものも、免れたものも皆今だに深い傷を負っている。トランプが報道の権利を剥奪しようとしている今、まことに時宜にかなった作品といえよう。スピルバーグ万歳!
by n_shioya | 2019-02-16 18:38 | コーヒーブレーク | Comments(0)
塩谷塾説明会開催
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無事「塩谷塾説明会」終了しました。悪天候にも関わらず多数ご参加くださりありがとうございます。ご満足いただけましたでしょうか?4月から塾でお目にかかるのを楽しみにしてます。
by n_shioya | 2019-02-15 20:14 | コーヒーブレーク | Comments(0)
またもパンク
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今夜8時ごろ、どこでどう傷つけたのか、右の後ろのタイヤがパンクし、警告が出た時はもう数キロ走ってタイヤはズタズタになっていた。すぐスタンドに駆け込み、ヤナセの緊急サービスに連絡。すぐにレッカーを手配してくれて、今家に無事戻ったところ。素早いベンツサービスの対応は感謝だが、パンクはありがたくない。実は一月前、同じ部位のタイヤが大きな釘を拾い、新しいタイヤに変えたばかりである。というわけで今日はこれでお休みなさい
by n_shioya | 2019-02-14 22:18 | コーヒーブレーク | Comments(0)
お勧めのプチホテル
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「お勧めのプチホテル」僕はホテルが好きだ。ちょっとした「ホテル・ジャンキー」かもしれない。それも「プチホテル」を探すのが楽しい。学会だと、大きなチェーン・ホテルに泊まらされつことが多い。便利ではあるが味気ないので、個人旅行の時はガイドブックをひねくり回したり、土地の人に聞いたりして、20部屋ぐらいの、何か所縁のある宿を探すようにしている。例えばロンドン郊外なら、テムズ上流のコンプリート・アングラー。アイザック・ウォルトンが「釣魚大全」を書いた宿とされている。朝日を浴びながらの朝食は天国の味だった。ちなみにイギリスの食事不味くて食えんというのが、「通」の嗜みとされているが、その「通」もイギリスの朝食は素晴らしい、3食朝メシを食いたいという。そしてパリはそのど真ん中のルレ・クリスティーヌ。16世紀の尼僧院を改築したプチ・ホテル。朝食は地下の穴蔵でのカフェオレとクロワッサン。ストックホルムにもありますぞ。それはレディハミルトン。旧市街の一廓にあり、木造3階建ての10部屋ほどのプチプチホテルだが、従業員は皆女の子。同じ経営でロードネルソンがあるが、こちらは従業員は全て男の子。どちらを選ぶか、いつも配偶者との争いになる。イタリア、ドイツ、スペインとまだまだあるがここで大西洋を渡ってニューヨーク。ここでは市中ホテルとしては珍しくカントリー・インとして認められてるのが、ホテル・アルゴンキン。入り口のチェック・インの為の小さい窓口には、名物の猫が座っている。もう何代目かだそうだ。ブロードウェイにも近く、夜中の12時ごろ、腹をすかして観劇から戻ってくると、なんか作ろうか、何が食べたい?とシェフが聞いてくれる。まだまだ続くが、今日はこの辺で。日本にこのような旅籠屋はまだありますかね?
by n_shioya | 2019-02-13 21:49 | コーヒーブレーク | Comments(0)
詩人の魂
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彼のニューヨークの高層ビルのアパートの窓外には、マンハッタンの夜景が広がっていた。彼とは彫刻家のチャールズ・シモンズ。当時ミシガン大学で美術を専攻していた次女が実習生として一年お世話になっていた。そしてシモンズ夫人はシャガールの孫である。僕は娘のお陰で彼らにディナーに呼ばれた。もう30年も前のことである。僕の好物のラム料理が並ぶ食卓の向こうの壁には、シャガールの作品がかかっている。贅沢なディナーだった。僕はどこかで読んだシャガールの言葉を思い出し、孫に伝えた。“自分にとって大事なのは、その人が詩人かどうかということだけだ。詩といってもシェークスピアのような言葉の詩人だけでなく、絵画でも音楽でもなんでも、いや芸術でなくともいい。「詩魂」さえもっていれば。”“そうね、祖父の言いそうな言葉ね”と孫は答えた。そう、僕も友に期待するのはただそれだけ、「詩魂」ですよ、シモンズ夫人。
by n_shioya | 2019-02-12 22:11 | 美について | Comments(0)
本こそ心のサプリメント
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「本こそ心のサプリメント」パソコンが導入され、インターネットが普及し始めた時、グーテンベルグ以来の大革命ともてはやされた。だがIT革命が進み、AIへと進み始めると、革命は革命だが、人知を破壊する革命ではないかと恐怖を感じている。ちょうどコントロールを失ったがん細胞の感がある。我々は既に原爆・原発という「プロメテウスの火」を持て余しているのではないか?僕にとって大事なのは「人間の営み」である。人間がその与えられた体力と知力によって行う働きである。そしてその助けとして、人類は道具を開発してきた。たとえ人力の百倍千倍の力があろうと、「プロメテウスの火」までは、あくまで人間がコントロールし、使いこなせる道具に過ぎなかった。そして印刷術は書物を一般のものとし、「知の拡散」に役立ってきた。だがITは違う。「知」を破壊し、寒々とした「心」を造っていく。みなさん「活字文化」に戻りましょう。書物こそ「心のサプリメント」ですから。
by n_shioya | 2019-02-11 22:05 | コーヒーブレーク | Comments(0)
ダンカン・フィリップス・コレクション
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絵画好きを自認しながら、うかつにも僕は「フィリップス・コレクション」の存在を知らなかった。アメリカに8年もいて、ワシントンにあるという「フィリップス美術館」にも行ってないし、ましてその素晴らしい所蔵品の数々は今日が殆ど初見参である。この冬一番の寒さの中、列に並ぶこと一時間近く。でもその甲斐があった。モネ〜、シスレー、セザンヌ、ルオーなどに並んで、意外に魅力的だったのがスーチンとカンディンスキーだった。ダンカン・フィリップスは徹底的自分の好み、いや自分の眼にこだわり、気に入った作品に囲まれて
by n_shioya | 2019-02-10 19:19 | 美について | Comments(0)
躍進する自由が丘クリニック
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「躍進する自由が丘クリニック」「北里大学の形成外科の出身者は美容外科で活躍している方が多い。その先駆けとも言える自由が丘クリニックは地域密着型としてスタートしたが、今や上海とも提携し、また美容医療の研修機関としてアカデミーを設立するまでに発展した。そして今回、黒田愛美先生が美容医療の診療にご参加くださることになった。美容医療は女性の医師が有利だというのが僕の持論である。女医さんは、同性の悩みを自分の悩みと受け止め、ご自身でも試し、親身になって相談に乗ることができる。それが僕みたいな男性医師は、シワの一本や二本といった本音が顔で出てしまい、患者に逃げられてしまう。期待してますぞ、黒田先生!
by n_shioya | 2019-02-09 20:41 | 美容外科 | Comments(0)
刺青は医師法に触れないか?
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数ヶ月前、刺青師を医師法違反で有罪とした大阪地検に対し、大阪高検が無罪という逆転判決を出して話題になった。実はこの問題、だいぶ以前にも問題になったことがある。その時の行政の判断は、日本古来の美風なので、目をつぶっておこうというお計らいだった。そもそも法律的には医療とは?の定義が曖昧である。法律書では医師は医療を行い、医療は医師によって行われるという循環論法で逃げている。また外科医でも意識してない向きがあるが、皮膚に傷をつけたり、組織を破壊すれば傷害罪が適用される。つまり手術という行為もまず傷害罪が成立する。ただし医師が治療を目的として行えば、免除されるというのが法律論である。無罪の判決を不服とした地検は上告しているようだが、お互い杓子定規の議論でなく、古来の美風なので、刺青に関しては医師法の適用を除外するとでも言えないものだろうか。ちなみにアートメークを同列に扱うのは無理がありそうだ。
by n_shioya | 2019-02-08 21:50 | 医療全般 | Comments(0)




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