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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
QLIFE
いい医者探しは医者でも難しいとは前に何度か書いたと思う。

ここにネットを上手に利用したクリニックの新しい情報サイトが出現した。www.qlife.jp である。
一種の患者からの掲示板であるが、2チャンネルのような仁義なき果し合いではない。
編集権がサイトにあり、誹謗、中傷は没にし、そのクリニックに満足したという投稿に限って載せる。
なるほど之は建設的なよいアイデアである。

初めてまだ2ヶ月ほどだそうだが、意外にやらせてきな投稿はなく、まじめなコメントが多いという。
勿論患者の印象だから、そのまま鵜呑みに出来ないとしても、結構役に立つ判断材料なので、アクセス、そして投稿も急増しているそうだ。
まだ一都二県、それも世田谷中心だそうだが、地域密着型で地道に発展させるつもりだと、QLIFE社の山内社長は話されていた。
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ちょうど“地球の歩き方”の読者編をサイトに仕立てたような感じである。

之が健全に発達し、全国規模に広がり、又専門別とか更にはエステなどの関連業界カバーできるようになることを祈っている。
# by n_shioya | 2006-12-08 23:26 | アンチエイジング | Comments(2)
超人
超人という言葉はよく使われる。
しかし本当の超人はそういるわけではない。
北里研究所の大村所長はその稀有な人物の一人といえる。

今日、研究所の顧問客員部長会議で、研究所の業績発表すなわちパテント、受賞、研究発表の数々を聞きながらそう強く感じた。
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大体、ゴルフを始めて三年間でハンディ3まで上達するというのは、人間業とは思えない。

それだけではない。美術愛好家でコレクターでもある。
先日横浜そごうの美術館で、鈴木信太郎画伯の大規模な展覧会があったが、その大部分が北里研究序所有であった。勿論大村理事長の仕業である。理事長個人の所蔵も少なくなかった。
数年前には、岡田謙三画伯の遺作を全部、未亡人からお買い上げになり、これも研究所の財産となっている。
そう、肝心なことを忘れていた。大村所長は女子美の理事長もかねておられる。

狙った獲物は絶対はずさない、研究所のお仲間が言っておられた。
自分で言うのもなんだが、私は異常なほど集中力に長けている、と白状されたことがある。

ああ、その百分の一の集中力があれば、と大村先生より10以上も年上で、まだ何一つまともに仕事を仕上げたことのない凡人は嘆いている。
# by n_shioya | 2006-12-07 23:33 | コーヒーブレーク | Comments(0)
無礼講
忘年会とは“品格ある国家”では、無礼講とも呼ばれるようだ。
店に足を踏み入れたとたん、ゲイバーに紛れ込んだかと目を疑ったが、これは店員ではなく仲間の某君の見事な変身振りだった。
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その後、本物の美女軍団に立て続けに焼酎割りを薦められ、暫し空白の期間が続き、覚醒したのは我が家のリビングリームであった。どうたどり着いたか想像するだに慄然とする。
だがひどく楽しかった光景がおぼろげに思い出せる。
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その先はご想像に任せると書きかけたら、クリニックの写真班からメールが入り、“先生がカメラをお持ちでなかったので、こちらで撮った意識不明の証拠写真をバッチリ先生ののブログに貼り付けます”とあった。

あな恐ろしや!
# by n_shioya | 2006-12-06 23:07 | コーヒーブレーク | Comments(2)
学会二日目
今日は創傷治癒学会二日目。

長崎大学の秋田講師が学会の奨励賞を受賞された。
先生は若手の研究者の輝ける星である。
おめでとうございます。
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午後は東京女子医大の岡野教授の招待講演の座長を勤めさせていただいた。
テーマは「細胞シートを用いた三次元組織による再生治療」という最先端のご研究の発表で、多彩でしかも臨床に直結した明るい未来に満ちたお話だった。
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# by n_shioya | 2006-12-05 18:12 | キズのケア | Comments(3)
エノケンと創傷治癒
エノケンといっても今の若い人は知らないだろうな。
20世紀の前半、一世を風靡した喜劇王である。
晩年、脱疽という難病で両足の切断をよぎなくされ生命を絶たれる、役者としても。
もしまだ生きていたら、と今日の創傷治癒学会の発表を聞きながら僕は思った。

元来下肢、特に足の傷の治りは悪く、いわゆる難治性潰瘍を形成する。単純に言えば、心臓から遠いほど、血の巡りは悪くなるだけでなく、足は体で最も負担が最もかかるところだからだ。
今までわが国では、難治性潰瘍の大半は褥瘡、いわゆる床ずれだが、最近では欧米並みにこの下腿の難治性潰瘍が増えてきた。
原因のほとんどが血管の病変で、動脈硬化、静脈瘤そして糖尿病性の血管病変が主なものだが、そのほかに数は少ないがバージャー氏病というやはり血管性の潰瘍がある。
エノケンの場合は脱疽と報道されていたので、おそらくバージャー氏病だったのではなかったろうか。

この下腿潰瘍は今わが国で急増しているが、その治療も急速に進歩し,場合によっては切断も回避できるようになったということが、今日の創傷治癒学会の最も重要なメッセージの一つだった。
会長は東京医科歯科大学の岩井教授
外人招待講演はフィンランドのTukianen教授。
昔僕はスカンディナビアの形成外科学会に招かれ、元気のいい赤毛の女性の教授、シルパ(苗字が思い出せない)にお世話になったが、もう彼女は形成外科医を引退して政治家になり、このTurkianen教授が跡を継いだそうだ。

フィンランドは不思議な国である。他のスカンディナビア三国とは言葉もまったく違い、どこか日本と共通点が多いといわれている。
又訪れたい国の一つである。

さてブログの鬼は、ここでフォトをしっかりとと張り切って懇親会に出席したが、会長挨拶を撮り忘れ、あつかましくもフォトのために再登壇を願った。
その罰か、突然のご指名で乾杯の音頭をとらされしどろもどろの挨拶をしたが、当然ながらその姿は僕のカメラには収まっていない。

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# by n_shioya | 2006-12-04 22:38 | キズのケア | Comments(0)
イン メモリアム
ニューヨークの長男からフォトアルバムのブログを開設したから見てくれと、メールが入った。
ところがソフトの関係か、真っ白な枠が並んでいるだけで、フォトらしきものは開けない。
が、本文の最後に、カークが亡くなったと書かれていた。
このところ訃報が続く。

カーク・スタットランダー
もう、結婚だの出産だのより訃報が増えても仕方がない年だが、アメリカ留学時代にもっとも親しかった友人で、8年間の家族ぐるみの付き合いだった。
奥さんのマーリーンは数年前になくなったが、若い頃はマリアカラスから険を取ったたような美人だった。
ニュージャージー州のジャージー市のさして裕福でない家庭に育ち、オルバニーでレジデントを終了後は、同じニュージャージーのモンクレアで開業し、精神科医として成功を収め故郷に錦を飾ったといえる。

高校卒業後スイスにわたり、ローザンヌの医学部を卒業してから、ニューヨークに戻り、オルバニーでインターン生活をはじめ、そこで同じインターン仲間として、僕は知り合った。

ヨーロッパでは完全に彼の地の文化の虜になったようである。
人は誰でも二つの故郷を持つという、生まれ故郷パリと。
彼も完璧なフランコファイル(フランス狂)だった。
フランス人は人生の楽しみ方を知っている、例え金がなくても。というのが口癖だった。
フランスから持ち帰った小さなコーヒー沸かしで、エスプレッソを入れるのは彼の食後の儀式でもあった。
“美味い””というと“どんなに?”と形容をせまる。
セレスチアル!(天上の味)”といってやった時のパッと輝いた彼の顔はいまでも覚えている。

一緒にキャンプもした。
コネティカットのストラットフォードというビーチにテントを張り、昼は海水浴、夜は交代でベーベイシッターをしながら、本場のアポンエイボンを真似したシェークスピア劇を楽しんだものである。

こうして僕は又かけがえのない友に先立たれた。
今古いアルバムを探すに、彼の写真が見つからぬ。代わりに昔の僕のつたないスケッチを彼の霊前に捧げる。
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# by n_shioya | 2006-12-03 16:39 | コーヒーブレーク | Comments(2)
毛根を増やそう
今週末と来週末と続けて毛髪の研究会があるが、どちらも野暮用と重なって出席できない。今日のは毛髪科学研究会といって皮膚科や基礎学者の会で、来週の会は開業医中心で植毛の研究会である。

僕も毛の研究には30年近く関わってきたが,そのきっかけをつくってくれたのはアートネーチャーである。
その頃は毛根再生といっても誰も相手にしてくれなかったが・・・

以下は当時の思いで出をつづった一文である。
「ある時私の研究室に一風変わった人物が顕れました。 アートネーチャーの開発部長Tですが。と名乗るやいなや、 “先生、毛根を増やして下さい。”といわれます。
また、なんで突然に?かつらがあるじゃないですか。 かつらはかつらでわが社の大切な商品ですが、先生、将来はやはり自前の毛が増やせないと。 と50台でしょうか、よれよれのネクタイの小柄な開発部長は大変に熱心です。
そんなの簡単だよ、と私は無責任に口走ってしまいました。 古来、外科医というのは単純で、いささか無謀で、ハッタリのきいたところがあります。
しかし、簡単といったのは、全くのでたらめではありません。 当時我々の教室では、熱傷患者の治療の目的で、吉里助教授(現広島大学教授)をリーダーに、培養皮膚の研究を進めていました。 火傷の患者から残った皮膚の一部を取り、細胞をばらばらにして増やし、本人に戻す。つまり皮膚の体外での促成培養と移植です。

ところが、ほんの僅かの差で、ハーバードのグループに先を越されてしまいました。独自の手法で培養法を開発し、しかも98%の火傷の子供を救うという快挙を成し遂げたのです。
しかし当然のことながら、培養した皮膚にはが生えません。よし、我々は毛で行こう。と吉里グループと話し合っていた矢先だったのです。

叉私には、フランスの国立園芸研究所で、長年、植物の培養を専門にしてきた従兄弟がいます。彼の話では、植物ならば、一つの個体を切り刻むと、その破片からそれぞれ、完全な個体が発生するということです。つまり、蘭など、こうしていくらでも増やせるのだそうです。

そこで私はTさんに、 “何、毛根てのはラッキョウみたいなもので、まあ、細かく分割して培養すれば、増やすことは出来ますよ、相当な期間と十分な研究費が必要ですがね。” “いや、いくらかかっても構わんです。”とTさんは嬉しいことをおっしゃいます。
いくらかかっても
と言うTさんの言葉を、私どもは期間と研究費と両方を意味するものと、都合よく解釈し、北里とアートネーチャーの共同研究体制がスタートしました。」
これが30年ほど前のことである。

T部長には申し訳ないが、依然として毛根培養は実用化していない。今回の研究会で、どこまで進展したか現状を知りたいところだが。
# by n_shioya | 2006-12-02 12:10 | ヘアケア | Comments(0)
アンチエイジングネットワークをご支援ください
アンチエイジングネットワークのサイトを大幅に改定した。
まず、これまでは皮膚のアンチエイジングを表に出してきたが、今回の改訂でキレーション、ホルモン補充療法、抗酸化療法等の全身療法を充実させた。

皮膚の若返りを前面に出したのは、やはり女性にとって皮膚のアンチエイジングが最大関心事であり、そこをいり口に全身療法にも目を向けてもらうという考えだったが、最近では女性も含め、アンチエイジングを幅広く捕らえるようになったので、それに対応出来るよう、コンテンツを膨らませた。

そしてもっと幅広く活動を展開するためには、これまで以上に賛助会員の方々のご援助も必要なので、アンチエイジングに関わる企業の方は是非賛助会員としてご参加をいただければ幸いです。
# by n_shioya | 2006-12-01 21:32 | アンチエイジング | Comments(0)
徳田虎雄とALS
徳田虎雄がついにカミングアウトした、ALS患者として。
筋萎縮側索硬化症、通称ALSの患者の会に姿を現したと新聞に報道された。
車椅子で、気管切開のため自分では話せず、原稿を代読させたという。

4年前、彼がこの病に犯されたことはもれ伝え聞いた。病状の進行は早く、まわりではすでにXデーまでささやかれていた。が、公にはされていなかった。
原因不明のこの病気は随意筋が徐々に麻痺して最終的には呼吸もできず、目を動かすことすら不能になる、つまり意思表示も不可能になるが、最後まで脳の働きは保たれるという恐ろしい病気である。
昔アメリカの野球選手、ルー・げーリックがかかり有名になり、別名ゲーリック病とも呼ばれる。
物理学者ホーキンスの疾患もこれである。

徳田氏とは徳州会創立以来の付き合いである。
ある日突然彼は僕が赴任早々の北里大学まで人買いに来た。
どうだ徳州会に参加しないか、という誘いである。
何故といぶかる僕に、“俺はね、アメリカ帰りでうだつのあがらない奴を一本釣りしているんだ”という。
うだつはあがらないかもしれないが、まだ北里に移ったばかりなので、と丁重にお断りしたが、なんとなく気が合って交友が始まり、医局員もお世話になるようになった。
“俺は天才的なアジテーターだ”と豪語したとおり、惰眠をむさぼる日本医師会に揺さぶりをかけ、二十年ほどで日本全国に徳州会という病院網を張り巡らした。

はじめに述べたようにALSの恐ろしいのは、進行すると手足だけでなく随意筋のすべてが麻痺して、意識は保たれているのに、意思表示が出来なくなることである。
又呼吸もままならなくなり、肺炎を併発しやすい。通常なら気管切開を必要とするような状態に陥ったとき、延命処置をすべきかどうか治療に当たる側は、植物人間の場合以上に苦しい立場に追い込まれる。全身が麻痺してかろうじて意識だけが残った状態が本当に望ましいかどうかという悩みである。
そのため通常は意思表示が可能なうちに、気管切開による延命措置を望むか否か、本人の意思を確認しておく慣わしだという。

徳田氏はあくまで生き続けて、徳州会を育てる道を選んだようだ。
# by n_shioya | 2006-11-30 21:12 | QOL | Comments(0)
院長代理
このところ上符院長の留守をカバーをする機会に恵まれている。
今日も午前から午後にかけて数時間、院長の代わりを務めた。

四月に名誉院長を引き受けたとき、“何をすればいい?”と聞いたら、関係者が慌てふためいて、“い、いや先生。何もしないで結構です。”といわれ、“ア、よく分かった”といった手前、診療には余り口を出さないでいるので、このようなカバーは患者に接するいい機会である。

殆どがもうキレーション暦数回、人によっては数十回のベテランなので、むしろこちらからキレーションの効果についていろいろお伺いすることにしている。
回を重ねるほどに、体調がよくなるというか、その効果が実感されて来るようだ。
2時間ほど、点滴で拘束されるわけだが、忙しい方にとってはかえって安息の時間にもなるようだ。
又、パソコンを持ち込んで仕事をこなしている方もある。

夕方は抗加齢学界の台風の目、失礼、大黒柱、久保田恵理嬢が打ち合わせに見えた。
ちょうど日曜の学会を終えたばかりの、湘南鎌倉病院の山下理絵ちゃんも寄ってくれたので、三人でというよりは女性二人で、日本の抗加齢医学はどうあるべきか、来年のモンテカルロの学会にどう関るか、皮膚のアンチエイジングをどう展開すべきか等、喧々諤々の議論が続いた。
最近は医学の世界でも、ウーマンパワーのほうが強烈である。
# by n_shioya | 2006-11-29 22:45 | アンチエイジング | Comments(0)
美しく良く生きる
b0084241_9482454.jpg僕のゲストブックに又新たな宝が加わった。
北里大学名誉教授の立川昭二先生のサインである。
カロカカディア、美しく良く生きる”とある。
カロカカディアとははギリシャ語だそうだ。

昨日メンタルケア協会の理事会の後、立川先生が銀座クリニックにお寄り下さった。
立川先生医史学の大家で、現役時代はご一緒に、医の倫理だの病気の文化史だの、ご教授いただいた仲である。
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院長室で二人でコーヒーをすすりながら、クリニックで行われているアンチエイジングの治療のご説明をすると、先生は言われた。
“もし、若返りたいという患者に対しては、先生はどう答えられるのですか?”
まさに禅問答で、“ソモサン”と切り込まれた感じである。
こちらは“セッパ”と応じなければならない。が、答えが出てこない。
それがアンチエイジングですよとも言い切れないし、かといって何時もの、老化という時計の針
を多少戻し、進みを遅らせることですよ、といった月並みな言い方ではこの際答えになりそうもない。
うーん、と絶句したままだった。

もっとスピリチュアルな、どうもこの言葉も適当でないが、精神的とも違うし、先生は言葉を捜されていたが、要はもっと別の次元に目を向けよといわれていることは解る。
その後例によって又ギリシャ哲学や養生訓などの話に花が咲き、帰られる前にゲストブックに書かれたのが冒頭の言葉、“美しく良く生きる”、ギリシャ語の“カロカカディア”であった。

なるほど、“美しく良く生きる”、これこそアンチエイジングの真骨頂であるべき、とさすがの僕も悟らされた。
この言葉の前には、よくアンチエイジングが意味するとされる“健康長寿”すら、浅ましく感ぜられるほど、迫真性に富む言葉であった。
# by n_shioya | 2006-11-28 23:46 | アンチエイジング | Comments(0)
メンタルケア財団そしてミッドタウンクリニック
僕が理事を務めるメンタルケア協会財団認可の内諾を得たということで、今日交じゅん社(漢字が出てきません)でお祝いの昼食会があった。
メンタルケア協会とは精神対話士という方々を養成し、派遣する団体である。
心理療法士とは違った面で、人々の話し相手になる職種であり、昨今はことに高齢者の話し相手として、その重要性が認識されてきた。災害時に精神的トラウマに悩む人の助けにもなり、又介護施設での需要も増大しているようである。
公益法人見直しの時期に、よく許可が下りたと感心するが、長木理事長、佐藤会長その他の理事特に長木専務理事のご努力に負うところ大といえる。
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午後はクリニックで、防衛庁後に予定されているミッドタウンクリニックの進捗状況について、関係者からご報告をいただいた。
来春の開院を目指し、準備は順調に進んでいるようである。ジョンスホプキンスとの提携は、ぬるま湯の日本の医療界に黒船級のショックを与えてくれるとよいが。

その後、「サードエイジスタイル」という雑誌の取材があった。
エイジングに関する特集を組みたいということで、日ごろの持論、アンチエイジングといっても老化とドンキホーテ的に闘いを挑むのでなく、健康長寿平たく言えば老いと如何に折り合いをつけるかが肝要、とお話して納得いただけたようである。

アメリカでは本気で不老不死を目指す医師団も居るが、彼等の持論は老化は病気である、病気を絶滅するのが医師の使命である以上、究極のゴールは不老不死である、というイラク破壊と全く同じ単細胞のブッシュのメンタリティである。しかもオイル利権と同じ構図まで背後にある。
ラムズフェルドが解任され、イラクから如何にに撤退するか本気で議論が始まっている時、アンチエイジングの原理主義者も考えを改め、なによりもあのあくどい商業主義から脱皮すべきであろう。
# by n_shioya | 2006-11-27 23:18 | アンチエイジング | Comments(2)
第1回日本美容抗加齢医学会
塩谷信幸先生

本日は、第1回日本美容抗加齢医学会を開催するにあたり、ご支援、ご協力を賜わり誠にありがとうございました。先生方のお蔭で、無事終了することができました。
学会屋さんを頼まず、自前の学会で、不慣れなめ運営その他に何かと至らぬ点もありご迷惑をおかけしたと思いますが、何卒ご容赦いただけたらと存じます。
次期、来年度開催時(予定・11月18日(日曜日)です。)には、また、ご協力をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本日は本当にありがとうございました、心からお礼を申し上げます。

2006年11月26日

      第1回日本美容抗加齢医学会
         会長 山下 理絵
湘南鎌倉総合病院 形成外科・美容外科
クリニーク・ラ・プラージュ葉山 抗加齢美容医学センター


返信

山下先生:

イヤーよかったですよ。自前の学会、内容も充実して、本当によくやった!
さすが理絵ちゃん、みんな喜んでいました。
来年も楽しみにしています。
昨夜のインターコンの中華の招宴も楽しかった。
今夜はゆっくりお休みなさい。

塩谷信幸
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# by n_shioya | 2006-11-26 23:06 | アンチエイジング | Comments(0)
憧憬と郷愁
朝から居間のソファに寝そべって、東山魁夷の小画集というか絵入りエッセイを楽しんでいる。
まだ風邪が抜け切らず、大切な昼のアポも延期してもらい、家でグダグダとしているのだ。
窓の外は抜けるような澄んだ秋空が広がり、窓枠には逆光を背にリアドロの少女が花籠を捧げている。
少女とほぼ同じ高さのあたりには、鉢植えのミニ・シクラメンが数輪の花を咲かせている。その白地に薄桃色の覆輪はロアールのシャトウーへと僕をいざなってくれた。
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以前、ロアールのシャトウ巡りの拠点として僕が選んだのは、ツールの南のシャトー・ダルティニーだった。11世紀の古城を香水王コティがシャトーホテルに改装したものである。
それが旅行社の手違いで、同じツールの近くだが、北方に位置するシャトウ・デスクリモンが予約されていた。
幸いこれも由緒あるシャトウホテルである。
ここを拠点に僕たちはロアールの城めぐりを楽しんだ。

緑に広がる広大な庭園には,林に囲まれた池が静かに横たわり、岸辺には小振りの野生のシクラメンが群生し、淡いピンクに縁取っていた。
憧憬と郷愁別離と帰郷―――それが旅の姿である。しかし、もし、この二つの異なった方向が一つの輪に結ばれていたら、そのような宿命を持つ旅人は、何時までも輪を描いて歩き続けることになる。」と東山画伯は序文で述べられている。
僕も旅人の一人として、之までその宿命を楽しんできた。

僕の憧憬はとどまることを知らない。まだ訪ねたい国も数多くある。
ロアールだけをとっても、見残した城の方がはるかに多いし、泊まりも今度はシャトー・ダルティニーで一夜を過ごしたいなどと思う。

ソファーに寝そべったまま、僕は野生のシクラメンがもたらした憧憬と郷愁の輪を楽しんでいた。

小画集には
安息は人間にとって神聖なもの
ただ狂人だけが急ぐ」
とも書かれていた。
# by n_shioya | 2006-11-25 14:20 | QOL | Comments(0)
失われた青春
あれから学校教育について考え続けている。
勿論何もまとまった結論がでたわけではない。
ただ思いつくままに書き連ねていく内に、何か明かりが見えてくるかも知れぬと言う淡い期待を持って書き始めている

いったいお前は何が言いたいのか?
もし教育がその人の持っている能力を引き出すことにあるならば、僕はやはり学校教育には不向きな人間であって、学校教育によってその能力を犠牲にさせられ、多少ともあった独創性もそぎ取られたような被害者意識から逃れられない。

もしやり直せたら?
そう、まず、そのときに興味を感ずることに、それだけに没頭してその時点での限界に達するまで、とことん追求すること。この習慣を小学校の時に会得しておく。
全く野放図と言う訳にも行かぬだろうから、せめて必須の教科は半分にし、残りは自由選択で一つのテーマに集中させる。
ただ凡百の知識を詰め込むより、一つでいいから自分で見つけた問題と徹底的に取り組み、何とか解決まで持っていくことが、長い目で見ればその過程で、又自発的な興味が刺激となって必要な知識もついてくるような気がする。

振り返ってみると、昔の中学はまだ余裕があった。
僕はそのとき興味がないものは完全に無視することにして、興味のあるものに専念した。
例え無視した科目で零点をとっても、興味を持った科目でそれをカバーしてしまう。
例えば好きな英語なら先ず自分の読みたい本を原書で格闘する、例えそれが大学レベルの本でも。すると文法だのスペルなどはその必要性が理解され自然に身につく。
生物も大学の教科書や副読本的なものを読み漁った。
化学もペットの一つで家の車庫の二階を改造して、実験室とし、試薬や試験管と遊んでいた、今の子がコンピューターゲームに熱中するように。
すると中学の教師が聞いてくる型どおりの質問より、もっともっと高度な疑問がわいてくる。その疑問に教師が答えられないのが又面白い。
ただどういうわけか物理は嫌いだった。社会、国語は完全にネグった。
つまりこんな片輪な生徒も、昔の中学は許容できたといえる。今にして思えばもっと片輪であるべきだった。

聖書の言葉に毒麦よい麦のたとえがあったようにおもう。初めから選別せずに、まず両方とも自然に伸ばせ、さもないとよい苗も育たないと。
まず疑問を感ずる心を持ち、その解決を追求する探究心。まず之が中心になければ。
之はただ学問だけではない、芸術運動も含め人間の営みすべてにいえることだろう。
ここで又、このごろお家の事情で途切れていた、ゴルフの中心感覚に話は戻ってしまいそうだ。

だが之を学校教育の現場で実現するには、教える側のキャパシティ、人員も含め、が要求される。
それがかなわぬから、学校教育は教える側の都合に合わせた、理想と程遠いシステムだといったのはそのことだ。
# by n_shioya | 2006-11-24 23:40 | コーヒーブレーク | Comments(0)
シンポ大成功 万歳!
無事終わった。
アンチエイジングネットワークの第4回公開シンポである。
満員御礼で立ち見が出るくらいだといいが、と事務局の人たちと話していたが、まさにそのとおりになった。
幸い消防署からも定員オーバーのお咎めもなかった。

講師の方々の話も分かりやすく、フロアからの討論も活発で、シンポジュームそのものはなかなか好評だった。
ことに始めて聴く中谷彰宏氏のお話は新鮮で、医師と違った視点の発想があり、目から鱗の感があった。つまり、己が旗を振っているアンチエイジングとは、実はこう受け止めるべきものだと、改めて感心させられたというのが本音である。
また、事務局の方々本当に有難うございました。
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僕はまだ風邪がぬけ切らず、懇親会を早めに失礼して家に戻ると、なんとこの寒いのに暖房機器が壊れてと配偶者に告げられた。
もう30年以上も昔の器械で、前回故障したときは業者からもうこのタイプのものは手に入らないようなことを言われたという。
何時修理が可能か、又新たに設備投資が必要になるか明日にならぬと分からない。
人一倍寒がりの僕は、鼻水をたらし咳込みながら、氷河期を迎えるマンモスのように厚い毛布に包まって、今宵は過ごすことにする。
# by n_shioya | 2006-11-23 21:43 | アンチエイジング | Comments(1)
美しい国???
先日は教育基本法がらみで、自民党や霞ヶ関をこき下ろし文科省廃止論まで唱えたが,
僕は決してアナーキストでもないし、又一時のヒステリー発作でもない。
だが戦後の学制改革の混乱のあおりをくらい、学校教育とひいては国家に対する根強い不信感があることは確かだ。
また、本質的にはというか現実的には、政府や政治家は必要悪であると認識した方が受け止めやすいとも思っている。

なぜなら政治とは人間社会に「秩序」をもたらす営みだからである。
そして秩序を維持するためには権力が必要である。
しかも政治を動かすのは人間である。残念ながら政治家、役人も人間である以上、普通の人と同じようにいやそれ以上に権力志向が強く、利権にしがみつく傾向がある。
彼らが国民の利益よりも自己保全昇進を優先させるのは当然であろう。
そして彼らは自分の権益が侵されそうなときは、国家の名において、個人の自由を侵害しようとする怪物に変貌する。

桜田淳氏に拠れば、「政治は恫喝と利益誘導と象徴の操作による説得で秩序の維持を試みる」という。(詳しい事はちくま新書の氏の「国家の役割とは何か」をお読みいただきたい。)
財務経済産業育成に関ることはある程度それもやむをえないだろう。
だが教育は違う。

教育とはものの考え方そして価値観を植えつけるものである。
権力闘争に明け暮れ、利権にどっぷり使ったやくざな連中には、子供たちに価値観を説く資格があるだろうか。
逆に彼等は体制維持に都合よくすべく、やがては思想のコントロールを試みるであろう。
だいたい恫喝によって愛国心が生まれると思うか、この大馬鹿者めが。

かねがね疑問に思うことは、学校教育が何故本当に必要なのかと言うことである。
教養、人格育成のためなら、もし可能なら個人教育のほうがはるかに優れているといえよう。

学校教育は一つには、教える側の便宜のために考案されたものと言える。
一時間ごとに算数、国語、理科と頭を、まして興味の対象を切り替えさせられることが如何に不自然なことか。
とはいうものの社会生活への順応と、友達を得ることだけでも、充分に学校生活の意義は認めるが。

為政者よ、まず人間はどうあるべきかを考え、自分でそれを実行すべく努力せよ。
そして如何に利己的でなく、金に綺麗で、権力に恬淡であることが難しいか自覚せよ。
自分が如何に卑劣な妥協の産物か、恥ずかしく思え。
そして素直に自分達の非を子供たちに詫びたうえで恥ずべき行動をやむなく続けるなら、ちっとは子供たちも見直してくれるだろう、ダブルスタンダードに一番敏感で、反吐をもよおすのは子供たちだから。

そして教育と文化には充分な予算をつけ、へたな口出しは一切控えること。そうすればこの国もちっとは美しくなるかもしれない。
# by n_shioya | 2006-11-22 17:11 | コーヒーブレーク | Comments(0)
生牡蠣の恐怖
やはり疲れが溜まっていたらしい。
風邪と言うほどでないが日曜から何か体調が悪く、昨日、今日と仕事を休んで家でおとなしくしていた。無理して日曜にクリーブランド展に行ったのもよくなかったようだ。
明後日がNPOアンチエイジングネットワークの公開シンポなので大事を取ったのである

ところでやっと無事48時間が過ぎた。
幸い何事も起こらなかった。

実は日曜の夜、加熱用の牡蠣を間違えて生で食べてしまったのだ。
牡蠣鍋の予定で食卓に牡蠣が先に出ていたのを、酢牡蛎と間違えて意地汚く三粒ほどつまんでしまったのである。
あら、それ生食じゃないわよ、と鍋を運んできた配偶者にいわれ、パッケージを見ると生では食さないこととラベルが貼られている。

さすがに気になって「生牡蠣」をグーグルで検索すると、
加熱用牡蠣は生で喰うとメチャクチャ旨い”というのがトップに躍り出た。
それはいいが、“危険なので絶対まねしないようにお願いします。”とがある。
ひげ親父の秘密小屋」というサイトである。

要は生食用は加熱用と違い、出荷前に1日から3日ほど滅菌処理をするのだそうだ。それで毒素や黴菌がデトックスされる。と同時に牡蠣はその期間絶食状態になるので、味はおちてしまう。
反対に加熱用は生きがよくて美味であるが、貝毒や黴菌特にノロウィルスの感染の恐れがある。
ノロウィルスの潜伏期間は12時間から48時間。いったん感染すると吐いたり下したり、七転八倒の苦しみが続く・・云々とあり、愕然とした。
“幸い死にいたることはめったにないが、と書かれていても余り慰めにはならない。

そこでこの食い意地は人並み以上で、肝っ玉が並外れて小さい心配性の男はどうしたか?
片っ端から知り合いの医者電話をかけまくった。
日曜の夜なのでなかなかつかまらない。つかまっても、俺は専門じゃないしとか、胃洗浄と言うわけにもいかんから、下剤でもたっぷり飲んで早く下してしまったらなど、無責任なことを言う。
夜半近く、やっと連絡が取れた年来の主治医の西元寺先生に一部始終を訴えると、
“別に味がおかしかったわけじゃないでしょ、心配ないですよ、よくあることですよ。”とちょっとばかりおかしそうに、慰めてくださった。

それでも何時異変が起こるかピリピリしつづけて配偶者を悩ませたが、あれから48時間、もう大丈夫と思い、ここに恥を偲んで報告する次第である。

ところで風邪が治ったらまず一番にしたいこと・・・オイスターバーに行って殻つきの生牡蠣を腹いっぱい!食べること。
性懲りもない男である。
# by n_shioya | 2006-11-21 19:00 | 食生活 | Comments(5)
アンチエイジングデー
アンチエイジング デー
セミナーまでもう3日である。
まだ参加のお問い合わせを頂くが、補助席は幾らでもご用意しますので、締め切りに関らず是非ご参加ください。と書きかけたら事務局から、もう申し込みは満員御礼ですので、とやんわりお断りを受けてしまった。申し訳ありません。
でも当日ふらりと立ち寄られた方まで追い返すようなことはないと思いますが・・・

今頭を悩ませているのは、中谷、上符そして朝倉のお三方のディスカッションとフロアからの質問をどう捌くかである。

アメリカだとこの手のシンポは、アドリブで行い、予期せぬ質問に講師が立ち往生などすれば、ヤンや喝采ということになるが,我が“美しい国日本”では、やらせサクラ更には袖の下など使って誘導するのが、役人の常道のようである。

しかし我々は自民党や文科省のように、さもしい下心を持ってシンポを開催するわけでない。
高邁な理想のもと、アンチエイジングと言う新しい分野の発展のために、講師も聴衆も同じ土俵で丁々発止と議論を展開し、新しく方向性が開けることをのぞんでいるのだが。
# by n_shioya | 2006-11-20 14:56 | アンチエイジング | Comments(0)
クリーブランド美術館
今日は朝から雨模様で、急に冷えてきた。
山に行く予定を又先延ばしして、六本木ヒルズのクリーブランド美術展を見に行くことにした。

僕の好きな、最も好きなといってもいいが、画家はルドンである。
多少神秘的な、時として怪奇的な作品に子供の時から引き付けられてきた。
ルドンの絵を前にすると、自分の内面が露呈されているような、気恥ずかしさを感じたりした。
花や神話を題材にして具象といえば具象だが、花でもその精が描かれているような不思議な魅力がある。
中でも「花と少女」と言う作品は、昔から繰り返し画集で眺め親しんできた名作である。
左側に描かれた盛り花を、淡い色のワンピースを着た少女が右側に座って眺めている図柄だったと思う。
それを学会の合間に立ち寄ったクリーブランド美術館に発見した時は、久遠の恋人に出会ったような感激だった。

今回、美術館の主な作品たちは来たようだが、残念ながらその絵は展示されていなかった。
したがってお見せすることも出来ない。
やはり久遠の乙女に会うにはこちらから出向かなけれならないようだ。
# by n_shioya | 2006-11-19 22:12 | コーヒーブレーク | Comments(0)
塵に帰る
今日は多摩墓地に行ってきた。母親の埋葬の手続きのためである。

いろいろろシチめんどくさいことを覚悟していったが、余り簡単なので拍子抜けしてしまった。
埋葬の日に、埋葬許可書を持ってくればよい、それだけです。と担当の方に言われた。
それじゃあとは全部自分で?
実際に敷石をはずしたりするのは、石屋さんに頼まれたほうがよいでしょう。ご自分ではちょっと難しいかもしれませんよ。とにやりとされた。
そこで裏門の近くの石屋さんにお願いすることとし、12月前半と言うことで、日取りなど手はずを打ち合わせて帰ってきた。

アメリカでは三度埋葬に立ち会った。
向こうは土葬である。
死産だった二番目の娘と、自動車事故で亡くなった同じ仲間の留学生と、我々の面倒を見てくれていた弁護士の母親の葬儀の時である。
留学生の時は棺を担ぐポールベアラーも勤めた。
掘られた穴に棺を下ろし、花を投げ入れその上から土をかぶせる。この一連の行為に聖書の
汝は塵ならば塵に帰るべし”と言葉が実感され、涙が止まらなかったのを思い出す。

人が人を葬ると言う悲しい営み、12月には又一つそれが待っている。
# by n_shioya | 2006-11-18 23:06 | QOL | Comments(0)
世紀のアンチエイジングセミナー
アンチエイジングセミナーの準備が大詰めに来ている。
NPO法人アンチエイジングネットワークの公開講座だ。
今年で第4回。時は11月23日。場所は京王プラザ。

テーマは  貴方を輝かせるアンチエイジング
          ~心と体のデトックス

どう、刺激的でしょう。

講師は今人気第一番の中谷彰浩氏、そしてミスターアンチエイジングの上符院長
そしてパネルディスカッションにはこのお二人に更にエイジングスペシャリストで我が美女軍団の総司令官、朝倉匠子女史が加わって、“心と体のデトックス”を中心に激論を戦わす。

昨今、アンチエイジングは大流行で、なかには妖しげな企画も氾濫しているが、これは本物である。
田原総一郎サンプロ流に言えば、
“アンチエイジングのことなら、今日本ではこの人たちこそ裏の事情も含め、実態を最もよく知っている。
貴方の疑問にズバリ、他では絶対しゃべらない本音の回答を与えてくれる。これを聞き逃したら大損だ”。

なんて、少し扇情的過ぎましたかな。
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# by n_shioya | 2006-11-17 23:09 | アンチエイジング | Comments(2)
踏朱会
出勤前にそごうに寄り、鈴木信太郎展を見る。
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人形たちや、花、そして伊豆風景など懐かしい絵が並んでいた。
その大部分が北里研究所所蔵なのには驚かされた。
大村個人蔵というのも何点かあった。
さすが大村所長である。美術愛好家として知られ、女子美大理事長もかねられている。最近では岡田謙三画伯の未亡人所蔵の絵を、まとめて研究所として買い上げられたほどである。

今の人にはなじみが薄いかも知れぬが、僕の学生の頃は洋画は安井曽太郎梅原竜三郎が頂点で、裾野を鈴木信太郎、林武、脇田かずなどその他大勢が支えていた。

昔から東大の医学部には踏朱会と呼ばれる絵の会があった。毎土曜日には病理の実習室に集まり、ヌードのデッサンに励んでいた。
先生は独立樋口加六氏。人情味溢れる豪傑で、彼の魅力で続いたようなものである。

僕はコンパとか旅行だけに参加する不真面目な会員だったが、中には医業を省みず、画業に励んでいたものもいた
中でも鈴木淳一君などは達者でのびやかなデッサンで、樋口先生から“あれはプロとしても通用するよ”とほめられた。“だが、本業にするとかえって描けなくなるものだよ”と洩らされたのが何か印象に残っている。
鈴木君はいま帝京大学の耳鼻科の名誉教授だが、日本医学教育学会の重鎮でもある。まだ毎年踏朱会には出品しているそうだ。

この間の島田先生の個展に刺激されたわけではないが、ゴルフが軌道に乗ったら又絵を始めるのも悪くはないかなと思い始めている。
# by n_shioya | 2006-11-16 22:51 | QOL | Comments(0)
ダズルにハマって
b0084241_10463153.gif毎日車を出し入れしている駐車場の真向かいに、こんなお洒落なレストランがあるとはしらなかった。
御木本第二ビルのトップフロアにあるダズルである。

今はやりのフレンチ風のイタリアンで、味はいいし、お店の方達のノリも抜群である。そしてウリはなんと言ってもフロアの3分の一を占める円筒状のワインセラーだ。円筒の中心の梯子を上ってワインを取るようになっているが、下から上へと高級品になり最上部にはロマネコンティが祭られているという。

一月ほど前、エステ通でグールメの山下理絵ちゃんに教わって以来、今日でもう三回目である。
今宵はクリニックの美女二人のお供をして、バーニャカウダに始まり、生牡蠣リゾットそしてアントレとついついすすみ過ぎて、デザートのショコラフォンダンまでいたらなかったのは痛恨の極みであった。
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勿論、ソンムリエ氏には梯子の上り下りを繰り返していただいたが、頂上までというわけには行かなかった、いずれは?
# by n_shioya | 2006-11-16 09:22 | 食生活 | Comments(3)
懐かしのベルギー
ベルギーは又行ってみたい国の一つである。最も今まで行った国の殆どすべてが又行きたい国ではあるが。
ちょっとおしゃれで親しみやすくて。

前回はブラッセルの顔であるグランプラス、ヴィクトール・ユーゴーが最も美しい広場といったそうだが、その裏にあるアミーゴと言うホテルに泊まった。元刑務所を改造したというので親しみを感じたのである。
隣は今も警察で、安全なことこの上なし。

ヨーロッパにはお城を改造したり、貯水塔を宿に仕立てたり、風変わりなホテルが幾らもある。
ベルギーは食事も美味しい。勿論数百種類といわれるビールも個性豊かで有名である。
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今日はそのベルギーの王立美術館展を覗いてきてが、なかなか楽しめた。
展覧会場の国立近代美術館は、前庭に足を踏み入れると、ロダンブールデルの彫像群が迎えてくれるのがうれしい。
印象派以降のエコールドパリに慣らされた目は、古典的なフランドル派の絵にはちょっと戸惑ったが、馴染み深いブリューゲル、そしてアンソールデルボー、マグリットなどが勢ぞろいしていうると、アントワープ、ブリュージュそしてオステンドなど、曾遊のベルギーの街々が懐かしく思い出された。
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そう、又ベルギーに行ってムール貝をごそっとビールで流し込み、ベルジャンワッフルむさぼって、最後は勿論チョコレートで締めくくろう。ちなみにブラッセル子にはゴディバよりヴィトマーのほうが人気があるようだ、日本ではもと東武デーパートにしかなかったが、今は三越か松屋もあるようだ。

そしてベルギーは女の子も粋で可愛いですぞ、隣のオランダ女みたいに大柄で無骨ではなくて。
# by n_shioya | 2006-11-14 22:43 | コーヒーブレーク | Comments(0)
請う、隗より始めよ!
昨日の続きでまだ悲憤慷慨している。
ま、今日は昨日のようにヒステリックにならず、冷静に問題分析をこころみたいのだが。

まず教育基本法だ。何故総理はこんな茶番にこだわるのか、不思議でならない。
今の子供が荒れているのは、そして無気力なのは、そして又しらけているのは、大人のせいじゃないか、特にあんたら政治家の、二枚舌のせいじゃないか。
公約など守らなくていいとぬかした前総理のあとを受けて、新総理は就任早々君子豹変八方美人の鷹派ほどみっともないものはない。

役人はかたっぽで企業と癒着して税金を横流ししながら、消費税を上げることに躍起となり、反対すれば補助金削減と税務調査で脅しをかける。

また市場経済といえば聞こえはいいが、弱肉強食を煽っているだけじゃないか。
あの資本主義の申し子みたいなソロスさえ、ソ連が崩壊した時にしおらしそうにこういっている。“これからは共産主義という制御を失った資本主義の暴走を如何に防ぐかが問題だ”と。
ま、彼にしても、IT時代の錬金術でしこたま儲けたやつが、申し訳程度に慈善事業にしみったれた金を出して免罪符を買おうとするダブルスタンダードのいい例だが。

こういう大人の世界のいかさまを一番よく観ているのが、子供達の曇りない目なのだ。そして彼等は本能的に、しかも敏感に反応していく。そして早いとこ未来に見切りをつけてしまう。

大人たちよ、もし子供たちに愛国心を説くなら、愛したいような国に造り直せ。この利権まみれにずたずたになったコンクリートジャングルの土建国家を、貧しくとも緑豊かな国に戻してみろ。
そして嘘つきの政治屋や石頭の役人たちよ、道徳を説くならまず自分たちが見本を示せ。子供たちはもう嘘と強弁にはうんざりしている。

更に言うなら規制するしか能のない文科省など廃止して、公立学校には金だけ出して口を出すことを止めろ。そして私立学校にはもっと、もっと個性豊かな自由度を、財政基盤も含め、あたえろ。

又、ヒステリーが起こってしまった、嗚呼。
# by n_shioya | 2006-11-13 22:49 | コーヒーブレーク | Comments(2)
この道はいつか来た道
与党が共謀罪を単独でも採決しそうだと聞き慄然とした。
あの忌まわしい治安維持法に通ずる法案だからだ。
なんのかんの言い逃れをしているが、意図は明白である。テロ対策に名を借りた国民の口封じだ。
本当にテロ対策なら、国境を越えた問題に限るとすればよい。
政争に明け暮れ、権力維持に汲々とするのが為政者の常である。都合の悪いことはまず隠蔽し、ばれれば論理をすり替え、それもかなわなくなると、開き直ってワンフレーズを馬鹿の一つ覚えみたいに繰り替えす。後は数の論理で押し通すだけだ。
いったんこのような悪法を通したら、スパイ行為盗聴も合法化され、やがては言論の自由も奪われ、思想もコントロールされる。

大げさなと言わないで欲しい。
為政者の犬に過ぎぬ霞ヶ関の住人たちは、保身と出世のためなら恥も外聞もない腑抜けである。しかも税金と自分の小遣いの区別もつかぬ低脳ぞろいである
テニヲハをちょっといじるだけで、法律を骨抜きにする天才集団で、国民を縛るためには法律を強行するが、同じ法律を国民の利益と保護のために適用しようとは微塵も思わない。
いったんこれが通ったら、如何に捻じ曲げられていくか、想像するだにおそろしい。

言論の自由が奪われるのはまだよい、抵抗の手段がないわけではないから。
恐ろしいのは“考える自由”を奪われることだ。思考の中枢をかき乱し麻痺させる。これだけは戦時中の思想コントロールを経験したものでなければ分かるまい。
しかもこのプロセスは徐々に進行し、気がついたときは国民が皆見えない鎖につながれている。
しかも現体制が地殻の変動で崩壊しても、おそらく共謀罪の乱用については誰も責任が問われないだろう。日本は太平洋戦争以来、開戦も敗戦もその最高責任者をかばうことで自分たちも免罪符を勝ち取った奴等が、阿吽の呼吸で支配している無責任体制の国だからである。

しかも日本には真のジャーナリズムは存在しない。あの記者クラブというぬるま湯的な馴れ合い体制を廃止して、もっと果敢に権力に立ち向かうガッツもないのか。

共謀罪を強行採決しようとする輩に、僕は狂暴罪を適用したい。
# by n_shioya | 2006-11-12 22:33 | コーヒーブレーク | Comments(0)
女の一生
お釜から出てきたお袋はあまりにも小さな骨片だった。
お袋は高度な骨粗しょう症だった。そのため大腿骨骨折をおこし、そのとき入れたチタンの人工骨頭だけが業火にも耐えてふてぶてしく鈍い鉛色をしてそのまま残っている。
そう、これがすべての始まりだった。

熱海のケアマンションに移ってから、骨折、入院手術そして退院後も寝たきり。
三島の産婦人科医の六人兄弟の末娘だった母は、終の棲家として伊豆に戻れたことを大変喜んでいた。だが4年ほど前、親父が体調を崩してから、二人とも横浜のケアホテルに移すことを余儀なくされた。

我々子供たちにとっては、なんでも一番、完ぺき主義の恐怖の教育ママであった。
奈良の女高師を出て、開業医の親父と結婚し、親父の両親と5人の弟妹の面倒を見、戦中戦後は我々4人の子供を飢えさせぬよう、闇米の買出しに走り回り、やっと晩年はお能の世界に安らぎを見出したようである。

歯車が狂ったのは親父が85歳で診療所を閉じ、熱海のケアマンションに移ってからである。
その頃親父はゴルフと自分が編み出した呼吸法を日本中、いや世界に広めることで頭が一杯だった。幾冊かの著書を出し、講演の依頼が来ると北海道から九州まで日本中を駆け回り始めた。
当然ファンが熱海のマンションまで押しかけてくる。
“老後は静かに暮らして、お父さんと昔の思い出を語り合うつもりだったのに”
よくお袋はこぼしていた。なぜか自分は好きなお能も止めてしまった。
そのうちお袋は親父と口もきかなくなり、やがて食事も別々に取るようになった。
“もう我慢が出来ない”といって、一つのマンションで顔も合わさない日々が続いた。

親父は強烈な信念の人、昔から自分と神様の区別さえつかないところがあった。さぞお袋も苦労させられたことだろう。
だがその親父も数年前、百歳の現役ゴルファーとしてもてはやされ、布教活動にさらに拍車がかかり、遂に大腿骨骨折脳梗塞を起こし寝たきりの療養生活に入り、今は伴侶の死さえ認知できない状態である。

夫婦の間柄は他人には、例え子供でもうかがい知れないものがある。強烈な個性のぶつかり合いと言えばそれまでかも知れぬ。でも親父もそれなりに我慢を重ねてきたと思う。
だからお袋さん、やがて親父がそちらに居を移した時は、是非温かく迎えてやって欲しい。
これは息子の切なる願いです。
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# by n_shioya | 2006-11-11 19:23 | QOL | Comments(3)
またまたベンツ
このごろ改めて、AACクリニック銀座でよかったと思う。

始めは青山銀座かと経営者側は迷っていたようだが、たまたま銀座に手ごろな物件が見つかったので今の場所に決まったようだ。もっとも銀座のほうがずっと横浜から通いやすいので、僕個人としては是非銀座と希望していたことも確かだが。
始めてみて分かったことだが、今の診療内容には銀座がぴったりだし、又銀座のほうが人が寄りやすい、ちょっと銀座に来たついでと言う感じで。

その話を聞いて三男が、ケッ、銀座なんかオジンの町よ、若者は青山だと言いはる。
このところ何かにつけて子供たちは僕を爺さん扱いしたがる。

車のことでもそうだ。
ベンツのCLSを試乗するつもりだと言ったら、ヘッ、あのエロじじいの車とぬかす。
何も買うとは言っていない、ぼくはいまのCクラスの四厘駆動のワゴンで充分満足している。ただSクラスでもEクラスでもない、かといってマイバッハの廉価版と言うわけでもなさそうな、あのCLSの正体を確かめたいだけなのだ。
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そうは言ってもこのブログを読む限り、作者はアンチエイジングに名を借りて美女軍団とうつつを抜かす、エロじじいと思われても仕方がないか、とちょっぴり反省すると、敵もやはり言い過ぎたと思ったのか、“でもCLSは若いのにも人気はあるよ”と慌てて付け加える。
要するに若いやつは欲しくても手が出ないと言うことだろ、ざまあみろ。と言おうとしたがこちらも年金生活者?手の出ないことは同じである。

ところがこの車、県下で試乗車が一台しかないのでなかなか番が回ってこない。
何とか早くお願いしますよ、ヤナセさん。
# by n_shioya | 2006-11-10 21:57 | QOL | Comments(5)
キレーション
上符院長が帰国した、キレーションの最新情報を抱えて。

彼の行きつけの一膳飯屋で、銀座にもこういうところはあるのですぞ、牡蠣フライをぱくつきながら、一時間ばかり学会の模様を話してもらった。
ところでフードアレルギーの検査では僕は牡蠣は禁忌のはず。そしてフライはコレステロール値をもっとも効率よく上げるのだが、今日は主治医のお許しが出て、1100円の牡蠣フライ定食にありついた。
本音のところ、院長も牡蠣フライは大好物のようだ。

まず、ナトリュームEDTAよりカルシュームEDTAに人気が移りつつあるという。
ペンキの鉛害が今問題になり始め、アメリカでは日曜大工で自宅のペンキ塗りをする人が多い、重金属をターゲットにしたカルシュームEDTAが盛んに使われ始めたという。一方、動脈硬化にいいはずのナトリュームEDTAは來年出るはずだったメガスタディの効果発表が、症例不足で遅れ、苦境に立たされているのだそうだ。しかもナトリュームEDTAは決して腎臓には優しくないという。

カルシュームEDTAで押してきた、銀座クリニックの方針は正しかったですよ、と院長はすこぶるご機嫌だった。
“ところで先生は、”とこちらを見ながら、“1クール終えて水銀は落ちてきたが、鉛はまだまだだから是非来週から2クール目を始めましょう”と、物言いはやさしいが、目つきはもう獲物を狙うジャガーの瞳になっていた。
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# by n_shioya | 2006-11-09 15:54 | 全身療法 | Comments(0)




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