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NPO法人アンチエイジングネットワーク理事長が、『アンチエイジングな日々』を
軽快な筆致でつづります。 どうぞお気軽にコメントをお寄せください。
幻想的なルドンの世界
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三菱一号館の展示室に足を踏み入れるやいなや、ルドンの世界が展開した。一つ目小僧、沼に咲く顔、不思議な女性像そして花、花、花。ルドンは僕の最も好きなというか共感を覚える作家である。あり得ないものがありうるように描かれている幻想的なルドンの世界。ルドンの作品の展示を見ていると、自分の内面が暴かれているような感さえ覚える。僕が子供もの頃から愛してきた「花と少女」はクリーブランド美術館の所蔵だが、今回も展示されなかった。
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# by n_shioya | 2018-05-10 21:31 | 美について | Comments(0)
何事もほどほどが一番
今朝のテレビで「炭水化物を制限すると寿命が縮む」という番組をやっていた。東北大学の先生の最近の研究である。「炭水化物が人類を滅ぼす」とか、「糖質オフ」とか、まるで炭水化物がしょあ悪の根源みたいに叩く最近の風潮に嫌気がさせしていた僕にとって、久しぶりの快挙だった。厳しい糖質制限はあくまで「糖尿病対策」であって、何も健康な人が自分に無理を強いて、ストレスで健康を害することはない。炭水化物も大切な3大栄養素の一つ。我々人類は炭水化物、脂肪、タンパク質をエネルギー源、体の構成成分としてバランスよく取り入れ、また取り入れるようにプログラムされ、ここまで進化してきた。メディアは極論がお好きである。何も時流に乗って、ある食材を極端にカットしたり、また取りすぎたりすることはない。“何事もほどほどが一番”とおっしゃった東北大学の先生のお言葉に大賛成!
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# by n_shioya | 2018-05-03 22:33 | コーヒーブレーク | Comments(0)
メデイア・リテラシー 〜記事広告ととんでも本〜
「メデイア・リテラシー 〜記事広告ととんでも本〜」6月からはテレビ、ネットも含め全ての医療広告に規制がかかる。今まではネットは規制対象外だったので言いたい放題、やりたい放題だった。遅きに失した感があるが、効果を期待したい。そもそも「広告」とは?明かな広告なら誰でも割り引いて判断するが、そこには落とし穴がある。まず、「記事広告」といって実際は広告費を払っているが、いかにも取材記事のようにしたてある。女性雑誌の美容記事にはこれが多いという。また、最近の「デジタルフォト」はいかようにでも加工修正が可能である。広告に登場するモデル、タレントのフォトで無修正のものはないそうだ。つまり消費者には到達不能の夢を抱かせ、当該商品を買い続けさせる。ま、でも化粧品は夢を売るのが商売と言えばそれまでだが。活字の世界でもこれの悪用が見られる。「○○が人類を滅ぼす」とか「助かりたければ医者にかかるな」とか自称医師が言っているので恐れ入る。それで当たれば次回はもっとエスカレートさせなければならない。我々はこういうのを「とんでも本」と呼んでなるべく相手にしないようにしている。というのはこういう著者は落ち目のタレントと同じで、スキャンダルでも名が売れればいい。まともに議論すれば相手の思う壺だからタチが悪い。このように今は「情報洪水」の時代である。その中で自分に必要な情報をどう取捨選択するか。これを「メディア・リテラシー」と呼ぶそうだが、“言うは易く行うは難し。”ま、これから具体例で検討して行きましょう。
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# by n_shioya | 2018-05-03 18:04 | コーヒーブレーク | Comments(0)
「表情ジワに効くボトックス」
今日は表情ジワとその対処法についてお話ししましょう。顔には顔面筋という筋肉が30ほどあって、その収縮によって表情が作られるので、表情筋とも呼ばれます。だが筋肉が収縮すると、その表面の皮膚には筋肉の走行に直角にシワが発生します。例えば額には前頭筋が上下に走り、眉を吊り上げますがその時に額に「横じわ」ができるのはそのためです。また眉間には皺眉筋が横に走り、眉をひそめると眉間に「縦皺」が寄ります。そして目のまわりは眼輪筋が輪ゴムのように取り囲み、キュッと目を閉じると目尻に放射線状にいわゆる「カラスの足跡」ができます。それに対しては、ボトックス注射が効果的です。ボトックスとは商品名ですが、食中毒のボツリヌス菌の出す神経毒で、初めは「眼瞼痙攣」という病気を抑えるのに使われましたが、副作用として目のまわりの皺が取れることがわかり、今では美容目的のために盛んに使われるようになりました。だが、効果は一時的で、持続させるためには、半年か一年での反復使用が必要です。ただ、未熟な医師が行うと、バランスを崩したり、表情を失って能面みたいになりますので、レーザーの時と同じく、専門のトレーニングを受けた医師の施術をお勧めします。
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# by n_shioya | 2018-05-01 18:33 | 美容外科 | Comments(0)
レーザーでシミ退治
「美容医療の健全化」の道筋が見えてきたところで、現時点でどのような美容医療が安全で効果が期待できるか、しばらく僕の考えをお話ししていきたい。まずアンチエイジングを目指す女性にとっての大敵はシワ・シミ・たるみであることに間違いはないでしょう。最近最も進歩したのはシミの治療です。加齢とともに顔や手の甲などが色素性老人斑、いわゆるシミで覆われていきます。大雑把な言い方をすれば、シミとはメラニンの沈着です。基本はビタミンCなどの内服薬や紫外線防止などのスキンケアですが、最近ではほとんどのシミがレーザーで改善されるようになりました。一口にレーザーといっても、波長やエネルギーの出し方で様々な機種が開発され、またされつつあります。一人の医師がその全てに通暁し、また所有することは難しくなっています。またシミにも色々な種類があり、それぞれに適したレーザーの使い分けが望ましいとされています。さらにはシミの種類によってはレーザーで悪化することもあるので、要注意です。結論を言いますと、①レーザーでシミの治療は大幅に進歩した。②だがレーザーを使用する医師には、レーザーについての基礎知識と熟練が要求される。③また施術する医師は、シミの鑑別診断力が必要である。
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# by n_shioya | 2018-04-29 22:00 | Comments(0)
やっとスタートした美容医療の広告規制
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仕事に復帰してまず取り組まねばらのが「美容医療の健全化」だ。気がつかれたでしょうか、最近テレビの美容外科の誇大広告が多少改まったきたのに。実は医療広告に行政のメスが入り、6月から違反広告は厳しく罰せらることになったのです。遅きに失した感もありますが、これでイカサマ広告の被害者が少しでも減ればと期待しています。法改正は二つあり、一つは前受金のクーリング・オフの制度。いまひとつは誇大広告の取り締まりです。今まで美容医療の広告は野放しに近い状態でした。しかもネット広告は規制の対象外でした。今回はそこに規制をかけ、ネット広告にも適用されるようになりました。ネットパトロールも始まっています。例によって法律の文面はわかりずらいですが、要は以下のごとくです。①術前、術後のフォト②タレントなどに体験談と称して手術の提灯持ちをさせること③確たる根拠なしに手術の例数や成功例を誇示すすることなどです。いわゆるベッドサイド・ビジネスも取り締まりの対象になることでしょう。ベッドサイド・ビジネスとは3000円などの廉価料金で釣っておいて、手術台の上に載せられてから、あれこれと処置や材料を付加して、3万、30万と膨らませる悪徳商法です。
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# by n_shioya | 2018-04-28 21:57 | 美容外科 | Comments(0)
女と男のだまし合い
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「女と男のだまし合い」“結婚とは綱渡りのようなものだ。ちょっとバランスを崩せば奈落へ真っ逆さま。”というのが僕の持論。披露宴の祝辞でも必ず新郎新婦に伝える一言である。なぜバランスを崩すのか?一つには男と女ではパートナー獲得の意図が必ずしもおなじではなく、異なった心理が働くので、一緒になってからもズレを生ずるから、と「進化心理学」の大家バスはおっしゃる。進化論的にはどちらも自分のDNAを繁殖させることを至上命題にしてはいるが、男の場合はパートナーに限らず、いくらでも幅広く種付けした方が繁栄する。だが、女性の場合は一人が伝えられるDNAには限りがある。むしろ相方にはその限られたDNAを尊重し、誠実に子供の養育を支えてもらわねばならぬ。と言っても、男女いずれにとっても「パートナーシップの持続安定」は望ましいので、進化論的には例えば「嫉妬」という感情が生まれ、安定が脅かされそうな時のアラームとして働くようになったという。これだけではない。太古から人間は種族維持のためにいろいろな制度や心理的な適応を図ってきたが、今となっては現状にそぐわないものも多々ある。これからは男女ともに己が生物学的特性と心の働きをよく認識して、一致協力して「種族繁栄」を図るべきというのが、バス教授のご意見のようだ。僕自身、綱渡りを始めて今年で61年目。首尾よく渡り終えたらご喝采のほどを。
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# by n_shioya | 2018-04-26 23:02 | コーヒーブレーク | Comments(0)
高齢ドライバー
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「高齢ドライバー」エッ、やな本が出たな。と思ったが、とりあえず買ってみると、実にまっとうな本である。高齢ドライバーの立ち位置、その抱える問題、そして対処法など現時点での最新情報がわかりやすく展開する。高齢ドライバーから無理やり免許証を取り上げようとするのでなく、運転可能な高齢ドライバーも安心して運転できる車社会をいかに構築するかを論じた本である。最近は事故があるとドライバーの年齢が強調され、あたかも高齢ドライバーの事故が急増しているかの印象を与えるが、実際は高齢ドライバーの事故は減少して、10〜20代の事故が増えていると言う。ただ高齢ドライバーの場合、他の年齢に比し死亡事故の比率が多いが、これはドライバー自身の死亡が絡むためだという。つまり心臓発作、脳梗塞などで事故前に意識喪失をしていることが多い。高齢者に限らず、ドライバーの異変を車がどう感知して対処するかがこれからの課題であろう。その問題も含め、これからの車は自動運転の方へ進むと思うが、僕の持論はこうだ。いくら自動運転が進歩しても、絶対安全ということはありえない。むしろドライバーは常に車は「走る凶器」という意識を持って運転すべきである。そのためには最低限の操作はドライバーに強いた方が良い。この考え方を「不便益」と呼び、自動運転に関わる方もこれは意識している、とも書かれていて安心した。
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# by n_shioya | 2018-04-25 19:41 | コーヒーブレーク | Comments(0)
安全運転を目指して
加齢とともに運転操作が影響を受けることは自分でも認める。まず、反射運動が遅れること。視力が衰え、視界が狭くなっていること。注意が散漫になりがちなこと。長時間の運転は疲れやすいこと。そこで僕の対策は。①シートを幾分前に移動して、とっさにペダルが踏みやすく、力が入るように心がける。②一番要注意はレーンの変更時。右への変更より左への変更が危ない。左後ろは死角が広いからだ。③交差点で停止するかかどうか迷ったら止まる。④車間距離を十分とる。⑤追越車線で後ろから煽られたらなるべく早く走行車線に逃げる。⑥眠気を感じたら車を停めて、1、2分でも仮眠する。⑦長時間の運転時は一時間ごとに休みを取る。如何でしょうか?
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# by n_shioya | 2018-04-21 23:02 | コーヒーブレーク | Comments(0)
医学部
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日本の医学部の抱える問題点ををこれほど的確に絵描いた本は見たことがない。医師でないジャーナリストがよくここまで、現場の空気を含めて調べ上げられたものとただ、ただ感服する。主な論点を列挙すると、①偏差値が高いだけで医学部を志向する、あるいはさせられる傾向。②東大の他医学部の植民地支配。最近は新設医学部も含め、自校出身者の教授が増えてきた。③医師に必要なのは偏差値よりも人間性、特にコミューニケーション能力だが、これをいかに入試面接で評価できるか。④女性医師の直面する過酷な労働条件。⑤医師の都会集中。現在でも医師の数は不足しているわけでないので、少子高齢化が進むと医師過剰になる恐れがある。⑥AIを含め、新しいテクノロジーに対応した医学教育の必要性とっくに現役を離れた僕だが、いささかでも北里大学に恩返しができればと思案している。
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# by n_shioya | 2018-04-20 22:14 | 医療全般 | Comments(0)
次期車種は?
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気がついたらこの11月に車検が迫っていた。走行距離はほぼ20万キロ。2度目の車検だから年間平均3万キロは走ってきたことになる。“運転がお好きですね。”とよく言われ、“いや電車に乗るのが苦手で”とお答えすることにしているが、車が好きと思われても致し方ないとは思う。18歳で免許を取ってから78年。色々な車を経験してきた。だがこの40年ほどはベンツに操を立てている。車は買い替えが可能だが、免許証はいつまで更新できるだろうか?最近周りでは、子供達に免許証を取り上げられ、落ち込んでしまった仲間も何人かいる。幸い我が子供達は親父の気持ちを察してくれ、去年のダイアモンド婚には、お菓子で作ったベンツを贈ってくれた。しかもカブリオレ。ありがとう、まだ頑張りますぞ。
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# by n_shioya | 2018-04-19 21:19 | コーヒーブレーク | Comments(0)
「ついに風邪でダウン」
「ついに風邪でダウン」昨夜寝る前にちょっと喉が痛いと思ったが、今朝になってのどの痛みはひどく、声もガラガラになり立派な風邪である。僕はあまり風邪は引く方ではないが、一旦引くと必ずと言っていいほど長引くので、アポは全てキャンセルし1日家でおとなしくしていた。明日からも予定が目白押しだからだ。よく医者は、風邪を治す薬はない、できるのは咳を抑えたり、熱を下げたりの対症療法にすぎないというし、僕もそう思ってきた。だがたまたま昨日、僕が名誉院長を務めるウイメンズヘルス・クリニックでビタミンCの点滴を受けている。もしこれで明日風邪が引けば、“風邪にはビタミンCを”と言えるのだが・・・
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# by n_shioya | 2018-04-18 22:47 | コーヒーブレーク | Comments(0)
幸せの探求
「山の彼方の空遠く 幸い住むと人のいう。ああ、われひとと尋(と)めゆきて、涙さしぐみかえりきぬ。」とカールブッセは唄った。幸福は「見つけるもの」と、「幸福至上主義」を唱える慶應大学の伊藤浩教授もおっしゃる。だが、「青い鳥」は山のあなたではなく、メーテルリンクのいうようにあなたのそばにいるのに気がつかないだけだとも。教授の近著「幸福寿命」を毎日読み返している。中味は濃いし、実に深い。幸福の条件を探して積み上げる方式、ボトムアップでは幸福は逃げてしまうともおっしゃる。やはり、トップダウン。まず幸福になることが大切。だが「幸せな気分には到底なれないから苦しいんだ」と言いたくなるかもしれません。だが教授のお考えは、生物としてのヒトはもともとずっと幸せであることを明らかにした上で、ズレや不具合によって本来の幸せから遠ざけられてるヒトを、医学の立場からもともとの幸せにお戻ししたい、ということのようである。最近流行りの「ポジティブ心理学」などは、その一端を担うものかもしれませんね。頑張りましょう!でも「山のあなたになお遠く幸い住むとひとの言う」というブッセの〆に ノスタルジアを感じる僕でもある。
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# by n_shioya | 2018-04-17 21:35 | コーヒーブレーク | Comments(0)
「表情と感情の連携プレー」
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「表情と感情の連携プレー」僕は今「表情」にはまっている。塩谷塾生の協力で、感情と表情の相関関係を、「表情筋」を仲介役として探っている。I期生の桜あさ子さんに色々な表情を作ってもらい、Ⅴ期生の松尾エリカさんにカメラで撮らえてもらう。その時どの表情筋群が動いているはずか、僕が推測する。なかなか楽しい作業だ。きっかけはパンアメリカンのスチュワーデスの一言。“私たちの笑みは営業用ですから誤解され無いように。”ならば営業用と本物のスマイルをどう見分けるか?これが表情にとっついたスタートである。心理学では「感情」そしてその表れである「表情」の典型なものとしては以下の6つをあげることにしているようだ。①喜び②悲しみ③怒り④不快⑤驚き⑥恐怖面白いことに、対極にあるはず「喜び」と「悲しみ」の二つは区別がつきにくいことがあると言う。僕のもっぱらの関心事は、感情と表情の「相互作用」である。例えば楽しい気分の時は思わず微笑むが、反対に微笑むことで気持ちが楽しくなることも皆さんも経験がるでしょう。これなどは立派に「幸せの処方箋」の一つとして役立ちますね。
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# by n_shioya | 2018-04-16 21:15 | コーヒーブレーク | Comments(0)
戦争の語り部 半藤一利
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日本の近代史、特に昭和の戦争については半藤一利に勝る人はいない。数多ある半藤本のエッセンスの集約が「歴史と戦争」として幻冬舎文庫になった。あの「狂気の時代」は体験したものでなければ分かるまい。だが、そういったのでは、我々世代の責任を放棄することになる。もはや「絶滅危惧品種」となった我々世代が語り部を務める義務がある。それぞれの立場で受け止め方もそれぞれである。聞く人はそれらを統合して、自分の見解をもって欲しい。この世の中は「不条理」に満ち溢れている。その最大の元凶が戦争である。それを支える2大要素は「恐れ」と「欲望」であろう。
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# by n_shioya | 2018-04-15 18:03 | コーヒーブレーク | Comments(0)
頑張れ北里!
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年に一度の形成外科学会総会時はどの教室も「同門会」の時でもある。我が北里形成外科もニューオータニの地下の中華で賑やかに開催した。例年この日は、学会の名誉会員の集まりである「悠々の会」と重なるが、今年も掛け持ち。幸いどちらも同じホテル内だった。同門会の会員は150人ほどと聞いているが、参加者はその半数近くだったろうか。3年先の形成外科基礎学術集会は北里が担当になったという。武田先生、そして教室の皆さん、頑張って下さい!
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# by n_shioya | 2018-04-14 20:30 | コーヒーブレーク | Comments(0)
博多で美容外科を語る会
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博多は楽しい街である。今日まで博多で開かれた日本形成外科学会も楽しい4日間だった。人は懐っこいし、魚はうまいし、皆住みたがるのはよくわかる。昨夜は会員懇親会で博多名物の「あんみつ姫」という名のオカマショーに度肝を抜かれ、その後カナルシティに移動。「博多で美容外科を語る会」に合流。これまた志を同じゅうする仲間たちの楽しい会だった。わが国で、良心的な美容外科医を取り巻く環境は決して生易しいものではない。旧態然たる医学界の無理解だけでなく、利潤追求一本槍の悪徳美容外科医の跋扈である。良貨よ、悪貨に駆逐されるな!
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# by n_shioya | 2018-04-13 21:31 | 美容外科 | Comments(0)
脳は美をどう感じるか?
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今日のハイライトは川端教授の「脳は美をどう感じるか?」fMRIを駆使して、認知心理学の最新情報を誠にわかりやすく、面白くお話くださった。これからは「形成外科の心理学」という視点で、心理学と形成外科のコラボを図ってくださるという。そして圧巻は会員懇親会の、「あんみつ姫」のショータイム。清川会長の女装が様になっていた。
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# by n_shioya | 2018-04-12 22:35 | 美について | Comments(0)
原爆乙女をご存知ですか?
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学会初日のハイライトは「原爆乙女」の1人、笹森恵子さんの特別講演。原爆によるケロイドに苦しめられた少女たちが25名、戦後アメリカで治療を受けたことは、今はもう知らない人が多いのではなかろうか。ニューヨークのマウント・サイナイのバースキー医師らによって形成手術が施行され、彼女らの社会復帰が可能になる。。これが機縁となって我が国にも形成外科が誕生する。笹森さんの原爆の「語り部」としてのお話をお伺いし、想像を絶するご苦労に心を打たれ、改めて形成外科医としてその原点に立ち返る思いがした。
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# by n_shioya | 2018-04-11 21:49 | コーヒーブレーク | Comments(0)
結婚とは何か?
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NPO法人アンチエイジングネットワークでは“幾つになっても男と女”をアンチエイジング五カ条の第一条に掲げている。決して「失楽園」を推奨するわけではありませんが、と慌てて付け加えることにしているが、では何を?と聞かれると詰まってしまう。異性を意識して行動すること、それも社会的規範の中で。別の言い方をすれば、「大人の男女の付き合い」とでも言いますかな、とぼかしてしまう。だがこの社会的規範を仕切っているのが「結婚制度」といえる。「男と女」のオピニオンリーダーの岩本麻奈さんは“フランス語に不倫という言葉はない”ともおっしゃる。そもそも不倫は結婚してなければ成立しない。とすると婚外活動はなんと言うのだろう?では結婚とはなんだろう?そもそもなんで男と女があるのだろう?まず、生物学的には「種族維持」の効率化のためにメスとオスが出来たとされている。そして動物は「番い」を作るようになった。人間はさらにそれを安定させるために、「一夫一婦制」を生み出し、その安定化のために結婚制度を考えだした。これには「宗教的」と「世俗的」があり、その覇権を争ってきた。並行して避妊法が開発され、繁殖の為の性行為から、繁殖抜きに性行為を楽しむことが可能になった。。そしてさらに、繁殖期を過ぎての生存期間が、その前の期間を超えるまでになり、そこでのセックスの意義が取り上げられるようになった。また、かつては本人同士の気持ちは二の次で、家の都合が優先したが、近年は当人同士の「愛」が結婚の前提である。ただこの男女の「愛」はギリシャ語の「エロス」に相当し、その他の「愛」は「フィリア」というそうなのでややこしい。また、ここにきて、LGBTという新たな課題も出現し、一部では結婚まで希望しているという。それなのに最近の若者は「結婚」を避けて、昔は「同棲」と呼ばれていた些か変則的な状態を好む傾向があると言う。一体これから「結婚制度」はどうなっていくのだろうか?これこそ今年の「塩谷塾」の重要課題の一つにすべきですな。ご関心のある方は是非ご参加ください。今募集中ですので。
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# by n_shioya | 2018-04-08 20:34 | コーヒーブレーク | Comments(0)
倉本聰礼賛!
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僕は倉本聡が好きだ。シナリオライターとしての業績もさることなが、NHKに対するケツのまくり方、また富良野塾という気違い沙汰のプロジェクトなど、男ならああありたいという羨望もある。その倉本が最近は点描画に凝っている。今日はその展覧会を訪れ、倉本聰の多彩な活動の一面を堪能してきた。
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# by n_shioya | 2018-04-07 22:14 | コーヒーブレーク | Comments(0)
大阪で塩谷塾
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今日はT-Lifeアカデミーの加藤淳子さんの肝いりで「大阪で塩谷塾」の第2回目。おかげさまで満員御礼。しかもみなさん非常に熱心に討議に参加してくださった。テーマは「お若いですねと言わせよう」。実はこのタイトル、数年前にゴルフダイジェストから出版したアンチエイジングの啓蒙書のタイトルである。今回の話の内容は、①美しく歳を重ねるには?②老いは自然現象であり、アンチエイジングの目的は不老不死ではなく、いかに老いの進みを遅らせる事としても、そのためにはそれなりの努力が必要である。つまり老いに抗うという覚悟、それがアンチエイジングすなわち抗加齢である。③「見た目」の若さ、それは全身の若さの指標であり、アンチエイジングの目的の一つでもあり、若さへのこだわりはアンチエイジングの入り口としても大切である。。④だが願わくは「見た目」にとどまらず、更に「心のアンチエイジング」へと突き進んで欲しい。⑤それは今流行りの言葉で言えばQOLの問題である。その核心は「生き甲斐」であり、究極は「幸せ」に行き着く。など、など。講師にとっては、このように美女軍団と2時間を過ごすことが最大のアンチエイジングであると、参加者に感謝申し上げた。
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# by n_shioya | 2018-04-06 22:29 | アンチエイジング | Comments(0)
僕は過去を2度抹殺した
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僕は過去を2度抹殺した。1度目は13歳、中学2年生の時。マッカーサーの攻撃で大日本帝国は消滅し、新生日本が誕生した。そして天皇制を含め、全ての日本文化が否定された。具体的には忠臣蔵の公演さえもご法度になった。日本国民はマッカーサーをヘソと呼んだ。チン(朕)の上に座すからである。2度目はアメリカでフルブライト留学を終え、アメリカ永住を考えた時である。ボスに言われた。毎朝、フライドエッグとベーコンを食べられることが人生の全てではないぞ。だが、アメリカに永住するなら、過去を全て捨て去れ。かつて日本人であったことも抹殺せよと。そのボスはかつての蒋介石の侍医で、亡命同然アメリカに移住した男である。過去は一切口にしなかった。だがフルブライト留学生は一旦は本国に帰り、貢献することを要求される。やむおえず一時帰国のつもりで日本に戻り、以来50余年、日本人としての根も張らず、かといってアメリカ人でもない「根無し草」として過ごしてきた。そしてやっと今になって、日本人として余生を全うする覚悟ができたとは以前ご報告した通り。そしてわかったのは、過去は抹殺できないということ。否定したくも事実は事実である。都合の悪いことはただ、封印してあっただけということである。封印を解くとはパンドラの箱を開けるに通ずる気がする。何が飛び出しても、プシケ(希望)だけは止まってほしい。
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# by n_shioya | 2018-04-05 19:50 | コーヒーブレーク | Comments(1)
ネバーギブアップ!でアンチエイジング
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数日前、“老いに抗うアンチエイジングでおおいに結構”と開き直ったら、急に元気が出てきた。現金なものだ。その合い言葉は「ネバーギブアップ」。今日は「我々グループ」の新年度初めの懇親会。乾杯の音頭を指名され、“このグループが、5年先、10年先いや20年先まで”と言いかけて、おい、テメェそれまで生きているつもりかよ、と躊躇したが、自分で寿命を決めるのはおこがましい、ネバーギブアップでいこうと思い返した。何も何歳まで生きようと肩肘張ることはない。1日1日を老いに坑して過ごしていき、終えてみたら何歳だった、でいいじゃないですか。フォトは左から東京薬科大学の佐藤教授北里大学名誉教授脇坂クリニック院長僕女子医大の川島前教授神奈川県立保健福祉大学大谷理事長僕そしてウイメンズクリニックを支える美女軍団。
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# by n_shioya | 2018-04-04 21:06 | アンチエイジング | Comments(0)
カラーセラピーの面白さ
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塩谷塾を続けてきて、一番その恩恵に預かっているのはこの塾長自身であることに気がついた。アンチエイジングに関わる諸問題を塾生たちと議論し合って、解決を模索する。思いがけぬ答えが見つかることもあるが、またさらに新たな課題も出現する。また、塾生の方々もそれぞれご専門をお持ちの方も多ので、塾長も大変勉強になってます。例えばアロマ、カラーセラピー、サプリメント、表情の大切さなどなど。今日は4期生のお一人から、カラーセラピーの手ほどきを受けました。
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# by n_shioya | 2018-04-03 22:57 | アンチエイジング | Comments(0)
願わくは花の下にて春死なん
「願わくは花の下にて春死なん」満開の桜も週末を峠にハラハラと散り始めた。そして脳裏をよぎるのは、西行の「願わくは花の下にて春死なん。そのきさらぎの望月のころ」。である。誰でも一度はこうして花に埋もれて息をひきとる自分を描いたことがあるでしょう。僕もその一人だが、現実の問題として捉えると、これはいささか難しい。食も細くなり、老衰が進むのはありがたい。だが、そこで急性腹症になったらどうするのか?盲腸ならなんとか凌げるかもしれん。でも盲腸が破裂して腹膜炎を起こしたらさぞ辛いだろう。それより胆石の発作で七転八倒したら?花びらを振り払って、“おーい、救急車を!”と叫んだりしたら、およそ西行の「耽美の世界」と対極の「みっともなさ」をさらけ出すことになるからである。悩ましいところだ。
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# by n_shioya | 2018-04-02 22:49 | アンチエイジング | Comments(0)
思考停止の怖さ
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天皇が交代することになり、皇室のあり方が俎上に上るようになった。そこで考えることは「思考停止」の恐ろしさである。かつて天皇は現人神だった。それが敗戦で一転し、占領軍司令官マッカーサーに従う身となった。今思うと不思議なのは、それでは戦前、我々は本当に天皇は神と信じていたか、ということだ、一部の狂信的な国粋主義者は別として。もちろん表向きはそんな疑いを口にすれば、命の保証はない時代だったが。そこ働いたのは保身のための「思考停止」だったように思う。そしてマッカーサーが厚木に降り立つや、「青い山脈」のメロディーに乗せて「古い上着よさようなら」と軍国主義から民主主義へと我々はあっさり衣替えした。そして民主主義が「絶対神」となり、世界各国も民主化の道を歩むと信じるようになった。ここでもやはり「思考停止」が働いたように感ずる。というのはここにきて、ロシア、中国は全体主義国家の路線を進み始め、アメリカもトランプがポピュリズムという民主主義のアキレス腱を最大限に活用して、民主的専制政治を強行し始めている。もう、「思考停止」のまま、「借着生活」を続けるわけにいかなくなった。そこで僕は考える。所詮どんな政治形態でも、造るのは人間、実行するのも人間。まず、「人間」を見つめることから始めなければならない。その野獣性と人道主義の狭間を揺れ動く「人間の愚かさ」を含め。
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# by n_shioya | 2018-03-31 22:41 | コーヒーブレーク | Comments(0)
「第二の人生はキャプテン帽で」
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「第二の人生はキャプテン帽で」代官山のCA4LAに冷やかしで入ったつもりが、ふとした出来心でキャプテン帽を買ってしまった。本音を言うと従兄弟の福田陽一郎が脳裏をよぎったのである。僕より一つ下の彼はテレビの演出家として名を成していたが、いつもキャプテン帽をかぶっていた。“信幸さん、ね。僕、膵臓癌て言われたんだ。あと半年だって。まだやりたいことが二つ、三つあるんだけどなぁ。”返す言葉がなかった。あれからもう8年。彼を偲んでキャプテン帽をかぶると、「第二の人生」という新しい海路が彼方に広がる感じがしてきた。だがこの「超高齢期」の海原。海図など存在しない。
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# by n_shioya | 2018-03-29 22:30 | アンチエイジング | Comments(0)
水芭蕉の箱根
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実は2泊3日で箱根の湯で心身をリセットしてきました。仙石原の湿原では、今「水芭蕉」が満開です。でもこの水芭蕉、仙石原の自生ではないようです。「箱根湿生花園」という植物園の中で大切に育てられています。水辺を飾る可憐な白い花たちは心を明るくしてくれます。水芭蕉だけでなく、ここでは何十種類もの湿原の草花が、広い敷地に自然な状態で育成されています。植物好きには応えられない天国でしょう。植物たちとの話し合いの後は、箱根九十九(ツクモ)で、これも自然志向の自然薯の蕎麦を楽しみました。ご承知かもしれませんが、2年ほど前に「星の王子さま」の向かいに作られたお勧めの蕎麦処です。
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# by n_shioya | 2018-03-28 22:26 | Comments(1)
ガラス好きの方へ
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皆さん、箱根はいいですね。森と湖。富士山。温泉。日本人が好きなものが全て揃っている。そして「星の王子さま」や「ベネチアングラス」など様々なテーマ・パーク。更には印象派好きには堪らない「ボーラ美術館」。そのポーラ美術館では今「エミール・ガレ美術展」が開催されていますよ。今日観てきました。よかったですよ。そう、近くには「ラリック美術館」もありますね。ここのブレックファストはお勧めです。僕はガラス細工が大好きです。ベニスではムラノ島で作業場を見学し、その人わざとは思えぬ手際良さに感嘆しました。またスエーデンでは南部の松林にコスタ・ボダやオレフォスなどが工場を展開する「グラースカントリー」も訪れました。そうそう、日本にも安曇野がありますよね。ガラス細工の経験もできるようで、いずれ試してみたいことの一つです。
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# by n_shioya | 2018-03-27 22:03 | Comments(0)




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